五輪野球中継中断でNHKに抗議殺到。

2004/08/18 11:56 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


苦戦も予想された17日のキューバ戦も松坂大輔投手の気迫溢れるピッチングでキューバ打線を抑え、6-3と快勝した日本野球代表。予選では最大の難敵と言われていたキューバに勝ったことでまずは一安心なりが、キューバ戦よりも意外な苦戦をしたのが、前日に行われたオランダ戦だったなりね。オランダは中米のオランダ領アンティル諸島(アルバ、ボネール、キュラソー)出身のマイナーリーガー中心の選手構成で、先日は日本も参加した野球の国際大会「ハーレムベースボールウィーク大会」で優勝するなど、近年頭角を現してきているチームというのが専らの評判。そんなオランダと日本の試合が、NHKで17日未明に中継されていたなり。

このオランダ戦は手に汗握る「意外」な試合展開。先発の岩隈久志投手が立ち上がりにいきなり捕まり、オランダが先制。その後加点されて中盤までリードを許すという苦しい展開だったなり。解説していた星野仙一氏も何だかイラついた様子でまともな解説では無い状態だったなりが、それくらい緊張感のある試合だったなりね。コ○助も「何回になったら逆転できるんだ」とハラハラしながら中継をずっと見ていたなりが、突然4回終了時点で中継が中断し、東京のスタジオのアナウンサーから体操男子団体総合の決勝を中継すると告げられたなりよ。事前に中継が中断されるとのアナウンスが特に無かったことから、「あれ? 野球は??」と、まさに寝耳に水の状態。だって、これから良いところだったのに……。

完全に日本の視聴者は野球の試合の続きが見られない状態になってしまったことから、さすがに視聴者から抗議が殺到したようで、その数は300件に上ったのだとか。その後、NHKの衛星第一で中継を再開したなりが、この試合の一番の見どころだった日本が逆転したシーンは、残念ながら誰もリアルタイムに映像で見ることはできなかったなりね。まあコ○助は体操男子団体の決勝に涙するほど感動したので、別に怒りはしなかったなりが、テレビを見ながら、中継が突然ブチッと切られたことに一瞬呆然としたのは確かなり(笑)。

五輪は放送されない競技が多い中、たとえ途中まででもテレビ中継があるのは有り難いこと。予選の、一般にはそれほど注目されていなかったであろうオランダ戦での処置なので致し方ないとは思うなりが、NHKは事前に視聴者に告知しておくくらいの配慮はあっても良かったかもしれないなりね。まだまだ五輪のテレビ中継は続くので同種のトラブルは起こるかもしれないなりが、各局時間調整に工夫を凝らして頑張って欲しいものなり。

特集「アテネ五輪を見る!」はこちら

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.