火事の原因はウサギ?

2004/08/16 11:01 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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昔話の「かちかちやま」で背中に火が点いて大ヤケドしたのはタヌキですが、先日イギリスで火を点けられちゃったのは、なんとウサギだったそうです。

イギリス西部にある、とあるクリケットチームの練習場でのこと。先日敷地内にあった木の枝やゴミを集めて、焚き火をしていたそうです。ところが、そのゴミの山、ウサギの隠れ家だったらしく、火がメラメラ燃え盛る中からそのウサギが飛び出してきたとか。

驚いたのは焚き火をしていた人でしょうが、もっとパニくったのは当のウサギに違いありません。何せ自分の毛皮も燃えていたんですから…。ちなみに火が体に燃え移った場合、このウサギのように走り回るのは厳禁です。走ることで火の回りが速くなり致命的になりますので。すぐさま目を手で覆い、地面に横になり転がり回りましょう。ゴロゴロ…。

さて、そこらじゅうを飛び跳ねたウサギ。最終的にクリケットの器具の入った倉庫下に飛び込んこみました。そして今度はその倉庫が火事に…。

消防車がやって来て火を消し止めましたが、高価な器具が燃え尽きてしまいかなりの損害だったそうです。火をつけられたウサギの復讐だったんでしょうかねー?

ちなみに、ウサギのご遺体はその小屋から後に発見されたそうです…。

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