巨人の渡辺恒雄オーナーが辞任。

2004/08/13 20:14 Written by コ○助

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13日に開かれた巨人の取締役会で渡辺恒雄オーナーの退任が決定したようなり。併せて土井誠球団社長、三山秀昭代表、高山鋼市副代表の解任も発表。

退任の理由は今オフのドラフトの目玉である明治大学の一場靖弘投手の獲得交渉に絡み、スカウト担当部長が数回にわたり食事代や交通費といった名目で計200万円の金銭を渡す違反行為があったための処分とのこと。スカウトとドラフト対象選手の直接の接触は禁じられているなりが、自由獲得枠での指名を取り付けるために、勇み足をしたようなり。ドラフトには裏金が公然の秘密として使われているのは周知のことなりが、今回のケースのように表に出るのは珍しいことなりね。

巨人は今回の措置に伴い、一場投手の獲得も断念。ドラフトの目玉の行き先は、一度は巨人に決定していたなりが、再び混沌としてきたなりね。当初優位に動いていたと言われる阪神が再び方針転換するのか、そして今まで名前も挙がっていた西武、ダイエー、オリックス、中日なども再び獲得に乗り出すのか。ドラフトまで争奪戦が勃発しそうなりね。

渡辺氏は1996年12月から巨人のオーナーに就任。FA制度の導入やドラフトの自由獲得枠導入など、次々と球界改革を断行。現在、改革が進められているプロ野球の再編問題でも1リーグ制移行の旗手として、選手やファンから猛烈な反対を受けていたなりね。渡辺氏は12球団のオーナー会議などでも議論を進める上で中心的な存在だっただけに、今後近鉄とオリックスの合併や1リーグ制移行などにも大きな影響を及ぼすことになりそうなりか。

後任のオーナーには読売新聞東京本社の代表取締役社長の滝鼻卓雄氏が就任するようなり。

☆滝鼻 卓雄(たきはな・たくお)64歳。東京都出身。慶応大学法学部卒。1963年に読売新聞社入社。1990年社会部長兼法務室長、2002年7月東京本社専務・グループ本社取締役、2003年6月から東京本社副社長編集主幹。2004年1月から東京本社代表取締役社長兼主幹。

☆渡辺恒雄という男
渡辺恒雄暴言集 野球・読売・巨人編 - 暴言の数々を紹介。
渡辺恒雄 - 最近の暴言集。
渡辺恒雄オーナー - 報知新聞のニュース記事
渡辺恒雄 - 人物紹介。はてなダイアリー

☆明治大学の一場靖弘投手と巨人
完全試合の明大・一場、巨人入団が決定! - サンケイスポーツ
大学No.1右腕 一場が巨人入りへ - スポーツニッポン

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