日本では台風は1号2号…と番号で呼ばれますね。でもアメリカでは同様の熱帯低気圧いわゆるハリケーンは、発生順から頭文字にA、B、C…とアルファベット順にちなんだ名称が付けられます。
さらにハリケーンは「女性の名前の次は男性の名前、その次はまた女性の名前…」とかわりばんこにその『性別』が変わり、さらにさらにその名称のリストは行き当たりばったりに決まるのではなく、
既に何年もの先のハリケーンの名前まで決められているのだそうです。
例えば2004年の今年は、発生順にアレックス(Alex)、ボニー(Bonnie)、チャーリー(Charley)、ダニエラ(Danielle)…となっているそうで、ニュースでも「今年初の熱帯低気圧、ハリケーン・アレックスは、ただいまキューバ付近を通過中で近日中にはフロリダに…」といった報道がされているのです。
さて、前置きが長くなりましたが。どうやら日本で言うところの台風2号、3号にあたるハリケーン・ボニーちゃんとハリケーン・チャーリー君。なんと仲良く同時に発生しちゃいました。このまま進路を北西に進むと、木曜日にはフロリダの上空を、たった12時間ほどの誤差で通過するそうです。
フロリダがこのように2個のハリケーンに連続通過されるのは、1906年だそうでとても珍しく、それだけダメージ度も高いんだそう。州全体にはすでにハリケーン警報が出されているんだとか。
いやはや怖いですねぇ。