横浜の佐々木主浩投手、引退の意向を球団に伝える。

2004/08/12 00:52 Written by コ○助

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マリナーズを退団後、今年から2年約13億円の契約で古巣の横浜に復帰した佐々木投手。かつての剛速球はなりを潜めたものの、ベテランらしい投球術でシーズン開幕直後から横浜の不動の抑えとして活躍をしていたなりが、8日に行われたヤクルト戦に2点リードの9回から登板。1アウトを取ったあと、土橋勝征内野手、岩村明憲内野手、古田敦也捕手に3連続で被弾し、敗戦投手となったなりね。ちなみに、この試合の敗戦で佐々木投手は3試合連続で救援失敗となり、かなり精神的にショックを受けた、と報じられていたなり。

この3連続被弾。佐々木投手の野球人生の中でも初めてだったことに加え、土橋&岩村両選手は決め球のフォークを見事にすくい上げられての本塁打。佐々木投手は「伝家の宝刀」と言われたフォークを簡単にスタンドに持って行かれたことに、かなり凹んでしまったようなり。そのため、現在阪神との2連戦が行われている札幌への遠征には帯同せずにチームを離れていたなりが、8日の試合後に山下大輔監督と峰岸進球団社長に対し、シーズン途中での引退の意向を伝えていたというなりよ。そこまで思い詰めていたとは……。

球団としては当然慰留に努めるようなりが、峰岸社長は「あれだけの選手だから出処進退は自分で決める」とも語っており、佐々木投手の気持ちに変化がなければこのまま引退する可能性が濃厚な模様。まだ日本球界に復帰して1年目。ケガをしているわけではないし、今はちょっと調子が悪いだけで、調整次第では再び「大魔神」復活も十分可能だと思うだけに、引退は再考して欲しいなりねぇ。野球ファンとして、あれだけの選手がこうも簡単に引退してしまうというのは、残念でならないなり。

球団の慰留と、今後の佐々木投手の動向から目が離せないなりね。どうか引退の意向を撤回してくれますように。

☆佐々木主浩投手の今季成績
25試合 22 2/3回 1勝2敗19セーブ 防御率3.18

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