「TSUTAYA」を展開するCCCの増田宗昭社長インタビュー。

2004/08/10 18:30 Written by コ○助

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少し前の記事なりが、8月5日付けの日経流通新聞にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田社長のインタビュー記事が出ていたのでご紹介を。増田社長は1983年にTSUTAYAの前身である「蔦谷書店」を創業し、1985年にカルチュア・コンビニエンス・クラブを設立した創業者。フランチャイズを含め、約20年間で全国に約1,150店舗も展開しているTSUTAYAの今後について、インタビューで語っているなり。

「(次世代のTSUTAYAは)商品構成も含めて六本木ヒルズ店が手本になると思います」
「スターバックスコーヒージャパンなどとの共同出店を積極的に進めていきます」
「都心型は六本木ヒルズみたいな店を、地方はショッピングセンターの核テナントになるような店を他の専門店と組んで共同で出せないかと考えています」
「(取り扱う商品分野は)今の範囲で十分でしょう。本もCDもDVDも扱っているTSUTAYAのような店は世界中を見回してもないと思います」
「中古DVDの販売も本格的にやりたいのですが、買いたいという人が多くて、売りたいという人がまだ少なく商品が確保できないという事情があります」

六本木ヒルズ店にはコ○助もよく足を運んでいるなりが、書籍のラインナップが青山ブックセンターのようなセンスを感じないという指摘はあるものの、単純にスターバックスのコーヒーを飲みながら、公然と立ち読みできるのは良い感じ。しかも、午前4時まで営業しているのも便利だし、平日の夜中なんかは実に優雅な時間を過ごせるなりよ。果たしてこの複合店のスタイルがTSUTAYAにとって商売になっているのかどうかは微妙なところなりが(笑)。ユーザーとしては、この上なく便利なスタイルなり。こういった店舗は現在のところまだまだ数は少ないなりが、今後は六本木ヒルズ店をモデルにした店舗を展開していく計画があるようなので、ほかの地域に住んでいる人も楽しみにして良さそうなりね。

しかし、何度も同じ話をして申し訳ないなりが、TSUTAYAはレンタル料金が高い! ライバルの「ゲオ」が都心部にはほとんど無いので、競合店が無いことがTSUTAYAの高いレンタル料金を良しとしてしまう状況なのだと思うなりが、これは本当に何とかならないなりかねぇ。コ○助はかなりレンタルビデオ&CDを利用しているので、毎月のレンタル料金が万を超えるなりよ。たまに半額セールをやってはいるものの、旧作レンタルの選択肢が当日か7泊8日しか無いので、7泊8日を選ばざるを得ないレンタル体系など、挙げだしたら不満はいっぱい。でもTSUTAYAを使うしか無い……というのが、非常に弱い立場なり(笑)。(※ちょっと調べたら、地方のフランチャイズ店では、独自に割引サービスを提供しているところが多いようなり。東京都心部だけ、あまり割引サービスが無い模様)

ま、苦言を呈するのは、ユーザーとして愛用しているからこそ。選択肢が少ないレンタルビデオチェーンなので、どうかもう少しユーザーに還元してくれるような、ユーザーに優しいTSUTAYAになって欲しいものなり。

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