名作映画を収録したDVDを安価で販売するという手法は、7月13日からカバヤ食品が発売した「水野晴郎シネマ館」があるなりが、全部で10種類用意された作品のラインナップにマーロン・ブランドやジャック・ニコルソン主演作を揃えるなど、さすが水野晴郎チョイスといった感じだったこともあって飛ぶように売れているなりね。1個315円というDVD付きということを考えたら破格の価格設定も、人気を後押ししていたなり。

そのヒットを受けて、というわけでは無いと思うなりが、今度はピーディー・クラシックという会社が、パブリックドメイン（著作権フリー）となった古い映画作品をDVD化し、キヨスクで380円という低価格で販売するというなりよ。ラインナップにもよるなりが、380円は安い。TSUTAYAのレンタル料より安いじゃないなりか（TSUTAYA高過ぎ）。リリースの予定としては、9日にまず3作品を、その後毎月10日に3作品ずつ販売していくようなり。販路がキヨスクだけ、というのがちょっと微妙なりが、映画好きな人はチェックしておく必要が有りそうなりよね。

第一弾として発売される3作品は、以下のとおり。
・「雨の朝巴里に死す」（1954年　アメリカ）
監督：リチャード・ブルックス／主演：エリザベス・テイラー
・「キング・ソロモン」（1937年　イギリス）
監督：ロバート・スティーヴンソン／主演：ポール・ロブソン
・「復讐の谷」（1951年　アメリカ）
監督：リチャード・ソープ／主演：バート・ランカスター

いずれも著作権が切れた作品ということもあって、かなり古い作品なりが、「雨の朝巴里に死す」なんかは有名な作品だし、「キング・ソロモン」は1950年と1985年にリメイクされている大元の作品。過去の名作を知る上でも、なかなか良いラインナップなりね。

この手の名作映画の中にはこれまでDVD化されていない作品も含まれてくるだろうし、これからどういったラインナップが投入されるのか、楽しみにしておきたいところなり。