阪神の金本知憲外野手、連続フルイニング出場の日本記録樹立。

2004/08/02 06:33 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


中継があるたびに記録樹立まで「あと○試合」とカウントダウンしていたのでご存知の方も多いと思うなりが、8月1日の巨人戦に出場した金本選手が連続フルイニング出場記録を「701試合」に伸ばし、これまで「700試合」でトップだった元阪神の三宅秀史内野手を抜いて日本新記録を樹立。7月29日の中日戦で岩瀬仁紀投手から左手首に死球を受け、一時は「記録更新を目前にして離脱か」との懸念もあったなりが、なんとか無事に単独トップに立つことができたなりね。

数日前、コ○助は友人にこの記録のすごさを語っていたなりが、「どれくらいすごいのかピンと来ない」と言われてしまったなりよ。確かに、何本ヒット打ったとか、何個盗塁したといった記録よりも分かりにくい記録かもしれないなりが、それらの記録に匹敵……いや、もしかしたらそれ以上の価値のある記録かもしれないなりね。連続フルイニング出場というのは、試合初回から試合終了まで、ただの一度も途中交代や途中出場することなく出場し続ける記録のこと。金本選手はこれを1999年7月21日から「701」試合連続で続けて来たことになるなり。途中で打撃不振に陥ることも、ケガをすることもなく、安定した成績を残すことができたからこそ達成できた記録ということなりね。

年数にすると「たった5年」と感じるかもしれないなりが、これまでの歴代1位が元阪神の三宅秀史選手(700試合)、2位が元広島の衣笠祥雄内野手(678試合)、3位が元巨人の松井秀喜外野手(574試合)という数字と顔触れを見れば、いかに難しい記録か、ということが分かると思うなり。国民栄誉賞を受賞した「鉄人・衣笠」や、とかく「頑丈」というイメージの強い松井選手をも上回る記録なりからね。「無事是名馬」という言葉があるなりが、金本選手はまさにそんな言葉がピッタリの選手なりよね。

死球を受けた左手首もだいぶ状態は良くなってきているようで、金本選手は今後もキッチリと試合に出場し続ける模様。左手首以外にも、身体のあちこちを痛めていて満身創痍状態という話もあるなりが、次に目指す「世界の鉄人」ことカル・リプケン選手の「904試合」の世界記録を抜くまでは、何が何でも出場し続けるようなり。本当にケガをすることなく、頑張って欲しいなりね。何はともあれ、日本記録の樹立、おめでとうございますなり!

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.