ソニー・エリクソン開発陣が語る「SO506iC」。

2004/07/29 10:36 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


「おサイフケータイ」の触れ込みでサービスが始まった「iモードFeliCa」なりが、まだ消費者の心を掴んではいないようで、静かな立ち上がりといった感じなりよね。NTTドコモも「iモードFeliCa」は大きな変革と捉えているため、CMを集中的に流すなどかなり力を入れているなりが、少なくともコ○助の周囲では「携帯でそこまで出来なくても良い」というのが一般的な意見。まあiモードのサービスが始まった時にも同じような声が出ていたのは確かなので、時間をかけて認知させていくしか無いなりよね。実際、現時点では「iモードFeliCa」が利用できる場所は限られているし、消費者にインパクトを与えられないのは致し方ないところなり。

「iモードFeliCa」向けに発表された端末は、PDCが3機種(P506iC、SH506iC、SO506iC)とFOMAが1機種(F900iC)。いずれの機種も見た目は現行機種を焼き直したような端末なので、飛び抜けた特徴を持った端末はラインナップされていないなりね。ここら辺もユーザーにしたら食指が動きにくいところなりか。ソニー・エリクソン製の「SO506iC」も「SO505i」の焼き直しといった感じのする端末なりが、実際は中身は全く異なる端末に仕上がっているというなり。そんな「SO506iC」の開発陣のインタビュー記事がITmediaに掲載されていたのでご紹介するなりね。

「FeliCaによって、“かざす”という新しい行動が出てくる。手にしっくりくる、手の中で携帯を転がせるように、このデザインにした」
「開けなくても何でもできる端末にしよう。片手だけで何でもできるように」
「閉じたままの文字入力では、数多くの文字を入力するのは難しいが、POBoxとの組み合わせで数文字入力するだけで文章が入力できる」
「FeliCa機能のほかにもう1つ、SO506iCが力を入れたのが音楽再生機能」

「手にしっくりくる」ことを考えて丸みを帯びたデザインが採用された「SO506iC」なりが、この丸みが好き嫌いを生んでしまっているような感じがするのが残念なところ。コ○助は「SO505i」のデザインは嫌いじゃないなりが、どうも「SO506iC」のデザインはピンと来ないなりねぇ。まあここら辺は単なる好みの問題なりが。

ただ、機能的にはかなり魅力を感じる端末ではあるなり。端末を閉じた状態での文字入力機能が強化されているのは超グッド。日本語入力機能の「POBox」を改良し、片手で文字が簡単に打てるようにした点は、かなり評価できると思うなり。また、引き続き音楽再生機能を搭載しているのも、NTTドコモユーザーにとっては魅力的なりよね。そういう意味では、「iモードFeliCa」云々でなくとも、購入の選択肢に入ってきても良さそうな端末なりか。

「iモードFeliCa」サービスは始まったばかり。なので第一世代の端末に魅力を感じられないのは仕方がないことなりよね。「SO506iC」は飛ぶように売れる端末では無さそうなりが、今後のソニー・エリクソン製の端末に期待が持てそうな、着実なバージョンアップをしている端末には違いないので、機会があればぜひ実機をチェックしてみてくださいませ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.