曙、引退説を一蹴「負けても辞めるつもりない」。

2004/07/29 09:13 Written by コ○助

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普段あまりK-1は見ないコ○助も、昨年の大みそか以来、気が付けば曙が気になってついつい出場試合は見てしまっているなり(笑)。まんまとK-1側の思惑通りにテレビを見てしまっている自分に悔しさを覚えるなりが、鳴り物入りで格闘家に転向した曙がどういった闘い方をするのかは、やはり興味深いものがあるなりよ。大相撲時代の圧倒的な強さを見ているだけに、余計格闘技でどこまで通用するのかは見届けておきたいなりね。まあ大相撲時代も身体と手で押しきる単調な相撲を取ることが多かった曙なので、本当に強かったのかと問われれば、それも賛否両論あるところではあるなりが。

それにしても、格闘技を見る目が素人に近いコ○助から見ても、曙の闘いぶりは酷い(笑)。足は動かないし、手は出ないし、打たれたときに痛い顔してるのは、正直ファイターとしてどうなのかと。何より、あの身体がどうしても格闘家という印象からほど遠いものが……。1990年代後半、まだK-1が盛り上がりを見せ始めた頃、コ○助もちょっとだけK-1を見ていた時期があったなりが、当時のK-1を盛り上げていたアンディ・フグやアーネスト・ホースト、ピーター・アーツなどの闘いぶりは本当にビックリしたし、カッチョイイと思ったなりよ。そういった選手たちと同じ土俵に曙が立っているということの違和感が、どうしても拭えないでいるなりね。K-1デビュー前は少しは期待をしてみたなりが、3戦3敗の成績と、その内容からもう底が見えたのではないかなぁ、と思うなり。とてもじゃないなりが、K-1の一線級の選手とは今後どう頑張っても渡り合えないという臭いがするじゃないなりか。

そう思っているのは何もコ○助だけの話ではなく、恐らく世の中のほとんどの人が思っていること。ゆえに17日に韓国で開催された「K−1 WORLD GPソウル大会」のトーナメント1回戦で敗退した後に「もう引退したほうが良い」という声が聞こえて来ているなりよね。特に、ソウル大会の曙は見るべきところが全く無かったなりからねぇ。コ○助もテレビを見ながらガッカリもガッカリだったなりよ。試合前の記者会見で語る強気なセリフが、なんだか痛々しくて可哀想に感じるほどの内容だったなりからね。

曙の耳にも、当然そういった「引退説」は入っているようなりが、曙は今後も現役にこだわる様子。「完全燃焼したいから(K-1に)飛び込んだ。3連敗しているが、負けたからといって辞めるつもりはない」と語り、まだ完全燃焼にはほど遠いという心境を吐露したなり。そして、K-1の4戦目は8月7日の「ラスベガス大会」でリック・ルーファス(1998年のK-1米国大会王者)との試合に決定したことが発表され、「韓国での試合が終わって気持ちが収まらず、完全燃焼したく、強い相手とやりたいと選んでもらった。経験では全然相手が上だが、挑戦者として前に出る試合をするだけ」と意欲を語っているなりね。コ○助はリック・ルーファスという選手のことを知らないなりが、キャリア的には、韓国大会で戦った中国の張慶軍よりは強そうな感じ。張慶軍に手も足も出なかった曙がいったいどこまで闘えるのやら。

K-1を続けても勝つことができず、引退したところで相撲界に戻れるわけでもなく。まさに「家族(生活)を守る」ための闘いが続く曙。毎回「背水」というコピーでリングに上るのも限界が来るはずなので、そろそろ本当に結果が欲しいなりよね。格闘技ファンならずとも、8月7日の「ラスベガス大会」にぜひご注目くださいませ。

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