全国初のご当地版「人生ゲーム・白馬版」が登場。

2004/07/27 12:12 Written by コ○助

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日本における永遠のスタンダード・ボードゲームである「人生ゲーム」。最近の子どもはどうか分からないなりが、少なくともコ○助と同世代か、それ以上の人たちならば、必ず一度は通ってきた道だと思うなり。この「人生ゲーム」で人生の恨み辛みを覚え、どこかで一発逆転という発想を植え込まれた人も、実際にいるかもしれないなりね(笑)。「人生は双六の如し」。人生のゴールに到達するまでに様々な試練や経験をすることによって、最後に大きな幸せを掴むことができる。まさに、「人生ゲーム」はその言葉を体現した、名作と言えるなり。

「人生ゲーム」は、もともと1960年にミルトン・ブラッドレー社が開発した「THE GAME OF LIFE」というゲームが原型。日本のオリジナルかと思ったら、そういうわけでは無かったなりね。日本ではタカラが1968年に発売開始。当時の「人生ゲーム」はアメリカ版をベースにしていたものだったなりが、3代目のモデルとなった1983年発売の「人生ゲーム」から日本独自の要素を大きく取り入れ、現在の「人生ゲーム」の形が出来たようなり。この流れを見ていると、ちょうどコ○助の子どもの頃に大幅なモデルチェンジをしているようなので、ひょっとしたらコ○助より上の世代の人が知っている「人生ゲーム」とは若干異なるのかもしれないなり。

「人生ゲーム」はこれまで累計で1,000万個以上を売り上げているなりが、オーソドックスな「人生ゲーム」のほかにもバリエーションもいろいろと作られているなりよ。どんなものがあったのか、ザッと見ていくと。
・バブルっぽいマス目が特徴の「人生ゲーム 平成版」
・文化放送とタイアップして全国から集めた校則ネタを満載した学園版人生ゲーム「じぱんぐ人生ゲーム」
・女の子をターゲットにした、恋愛を経て「結婚」がゴールの「人生ゲーム TEENS倶楽部」
・畳サイズの「大人生ゲーム」
・吉本興業とタイアップした「人生ゲーム 関西版」
・誰よりも立派な「阪神ファン」を目指す「人生ゲーム 阪神版」
・キティになって憧れの仕事に就いたりする「ハローキティ人生ゲーム」
・モノ・マガジンプロデュースの「人生ゲーム モノ・マガジン編」
・株式会社ブロッコリーの人気キャラクター「デ・ジ・キャラット」を起用した「でじこの人生ゲーム」
・「ネット恋愛」がテーマの「人生ゲーム平成版ネットラヴァーズ」
・TBS系の「筋肉番付」をテーマにした「筋肉番付人生ゲーム」
・コナミとの共同開発商品「ときめきメモリアル2人生ゲーム」
・ミニモニ。となって芸能界を生き抜く「ミニモニ。人生ゲームだぴょん!」
・アントニオ猪木の波瀾万丈の人生をボードにした「闘魂継承 人生ゲームアントニオ猪木版」
・人生「もっと高い山あり」、「もっと深い谷あり」をテーマにした「人生ゲーム ブラック&ビター版」
・ノスタルジックテイスト満載の「人生ゲーム 昭和おもひで劇場」

列挙すると、結構なバリエーションの数なりね(笑)。「人生ゲーム 阪神版」なんて全く存在を知らなかったなりよ……。「1992.9.12 八木サヨナラホームランと思ったら2ベースになっちゃった。1000万TP(虎吉ポイント)払う」「毎年5月になると野球の話をしなくなる自分がか悔しい……1000万TP失う」といったマス目があるようで、虎キチならクスッと笑ってしまうようなセンスとなっているなりね。うぅ、これ欲しいなりね。1999年発売なので現在は絶版となっているなりが、どこかで安く手に入らないなりかねぇ。ちなみに、アメリカでも「人生ゲーム」は様々なバリエーションが存在するようで、「シンプソンズ版」なんてものあるようなりよ。これもちょっと……欲しいなり(笑)。

さてさて、前置きがかなり長くなってしまったなりが、そんな多彩なバリエーションを誇る「人生ゲーム」に、「白馬版」という、やけにローカルなバージョンが登場することになったなり。2年前に地域活性化の一環として、地元白馬高校の生徒らが考案したものを、タカラが商品化。2,000個限定で商工会会員の宿や観光施設を対象に販売されることになったなりね。一般向けの販売は無いようなので、ボードゲームマニアにしてみれば超レアといった感じなりか(笑)。

ゲームは白馬駅からスタート。超ローカルなりね。白馬の観光ルートを巡りながら、最終的に所持金が多かった人が勝ち、という流れのようなり。なれる職業は「白馬村職員/小説家/政治家/蕎麦打職人/風景画家/介護福祉士/温泉宿従業員/ラフティング講師/パラグライダー講師/ブルーベリー栽培家/自然探検家/スキー選手/登山家」と、ほかの「人生ゲーム」では見たことがないような職業ばかり(笑)。ちょっと面白いじゃないなりか。

この「人生ゲーム・白馬版」をプレイする方法は、長野県白馬村内にある旅館などに宿泊すると、貸し出しをしてくれるようなりよ。白馬に行く機会のある人は、ぜひ「人生ゲーム・白馬版」を楽しんでみてくださいなり。

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