公式ページが立ち上がってから、ネットでは早い段階から話題沸騰の映画「マッハ！」。CGやワイヤーアクションを全く使わず、己の肉体だけでアクションをこなすという、アクション映画の原点に立ち戻った作品として、公開前から高い評価を得ている作品なりね。この作品に主演しているトニー・ジャーには、「ブルース・リー、ジャッキー・チェンに次ぐ」との賛辞も飛んでいるのだとか。本当にトニー・ジャーがアジアの二大巨頭に並ぶほどの才能を持った人だとしたら、「マッハ！」は歴史的な作品になる可能性もありそうなりか。

「マッハ！」はタイの国技であるムエタイを盛り込んだアクション映画。そう、最近世界的な注目度も高いタイ映画なり。監督はタイのミュージック・クリップ界で有名なプラッチャー・ピンゲーオ監督。主演のトニー・ジャーはジャッキー・チェンに憧れてこの世界に飛び込んだという、格闘家にして俳優なり。ストーリーは単純で、「盗まれた仏像を取り戻す」という一点のみ。この作品はストーリー云々よりも、とにかくトニー・ジャーのアクションを楽しむ、というのが専らの評判のようなり。

「小さいころから、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『仮面ライダー』といったテレビ番組に親しんでいたから、日本はあこがれの国だった」
「（アクションは）すべてが難しかったけど、中でも自動車を飛び越えるのは苦労したかな。車のスピードとタイミングを合わせなければ、ひかれてしまうからね」
「小さいころから、自然に囲まれた生活が肉体の基礎を作ったと思う」
「ブルース・リーやジェット・リー、ジャッキー・チェンの武術のスタイルをよく真似ていたんだ」

コ○助はもともとアジア映画の道に足を踏み入れたきっかけがジャッキー・チェンだったこともあって、純粋なアクションを追求するジャッキー・チェンには心酔して来たなりよ。そんなコ○助だけに、トニー・ジャーにハマりそうな予感。「マッハ！」もかなり楽しみになってきたなり。公開は24日からなので、皆さんもぜひぜひ。