映画「スパイダーマン2」のサム・ライミ監督インタビュー。

2004/07/19 15:58 Written by コ○助

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先日、コ○助が「『スパイダーマン』シリーズのヒロインを務めているキルステン・ダンストが可愛くない。なぜなんだ!」という話をしたところ、皆さんからたくさんのご意見をいただいたなりよ。いや、ほんと。皆さんも思うところがあったようで(笑)。最初の「スパイダーマン」が公開されたときからキルステン・ダンスト起用を巡る論争があったようなりが、とどのつまりは、極端な美人の女優さんを起用するよりも、キルステン・ダンストのような「ちょっと身近にいそうな女性」を起用することで、アメリカのティーンたちに感情移入しやすい絵作りにしたのではないか、と。まあトビー・マグワイアの役自体が普段はイケてない青年の役なので、その青年との恋愛というストーリー的にも、キルステン・ダンストくらいがちょうど良かったのかもしれないなりね。

さてさて。そんな本筋とは関係のない話はここら辺にして。日本では7月10日に公開された「スパイダーマン2」なりが、公開初週の興行収入は「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」に及ばず2位に終わったものの、それでも上々の滑り出しを見せているようなり。まあ「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は強敵すぎるなりからね。前作よりは初動の観客動員数は上のようだし、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」ともかなり接戦のようなので、最終的な興行収入記録も、そこそこは行くのではないかと。ちなみに、アメリカでは興行収入ランキングで2週連続トップを記録したほか、北米での興行収入がすでに製作費を上回り、映画会社もウハウハの状態のようなり。アメリカでは異常な人気なりねぇ。

この「スパイダーマン2」の監督はサム・ライミ監督。もともとは「死霊のはらわた」などのホラー映画出身の監督なりが、コーエン兄弟の名作「未来は今」で共同脚本に名を連ねるなど、幅広い作風で知られる人なりね。前作の「スパイダーマン」も、サム・ライミ監督の作品なり。

「アメコミというとスーパーマンしかり、尊敬するけど自分にはなれないなって感じるキャラクターが多い。だけど、スパイダーマンは等身大のヒーロー。そこをきちんと押さえたのが成功の要因」
「今回は、ピーターが責任という旅に出る話。彼とコインの裏表であるドック・オクも根っからの悪人、単なる敵役にはしたくなかったんだ」
「数年前まで、自分は商業映画で成功するタイプの監督じゃないと思っていたのに、人生って分からない」

「スパイダーマン2」をもう観た人も、これから観る人も、ぜひご一読を。

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