阪神の浜中おさむ外野手が右肩を再手術。

2004/07/15 21:53 Written by コ○助

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「虎のプリンス」と呼ばれながら、度重なるけがで選手生命の崖っぷち行ったり来たりしている浜中選手。再起を賭けた今シーズン、首脳陣ともども慎重にスケジュールを組みながら復帰に向かっていたはずだったなりが、5月に右肩に痛みを訴え1軍登録を抹消。2軍で治療とリハビリに専念していたなりが、回復が思わしくないことから、再度右肩の手術に踏み切ったようなり。すでに右肩けん板を縫合する手術を受けており、現在は大阪の病院に入院治療中。

昨年手術した箇所とは違うというのが不幸中の幸いなりが、衝撃的なのは復帰までの見通し。なんと、今回の手術から復帰するには、最低でも10〜12か月もかかると見られているというなりよ。まるまる1年の治療&リハビリ生活。今季絶望どころか来季も絶望という、阪神にとっては痛すぎるけがとなってしまったなり。今後の選手生命のことを考えると、もう復帰を急ぐことは命取りになることは間違いないだけに、実質的には来季は1年間棒に振って、再来年に備える、ということになるかもしれないなりね。

浜中選手の、これまでのけがとの戦いを振り返ってみると。
2003年05月20日 広島戦で帰塁した際に右肩を捻挫。
2003年06月13日 捻挫からスタメン復帰した巨人戦で、返球の際に右肩に激痛。右肩脱臼と右肩関節唇損傷と診断される。
2003年07月04日 右肩を手術。
2003年10月19日 ダイエーとの日本シリーズ第2戦にDHで出場。
2004年03月xx日 オープン戦で本格的に復帰。守備も無難にこなす。
2004年04月25日 巨人戦でスタメン復帰。手術した個所とは別の個所(でも右肩)に違和感を訴える。
2004年05月06日 倉敷での練習中に再び右肩に違和感。
2004年05月07日 1軍選手登録を抹消。
2004年05月24日 2軍でのリハビリが芳しくないことから入院、再検査。上腕二頭筋長頭の炎症と診断される。
2004年07月13日 右肩を再手術。

投手のけがでは、よくヒジや肩の故障で1〜2年投げられないという選手は目にするなりが、野手でここまでの重傷を負った選手はそうそういないなりよね。今回の手術が浜中選手にとっても最後のチャンス。けがが治ったと思って復帰しては大けが、ということが繰り返されるのは起用法にも問題があると言わざるを得ないだけに、もう同じ轍を踏まぬよう、ゆっくりと、長いスパンで浜中選手の復帰を、球団を挙げてバックアップしてあげて欲しいものなり。果たして「虎のプリンス」は復活できるなりかねぇ。まだ26歳と若いので、可能性にかけたいところなりが……。それにしても無念なり。

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