NTTドコモ、無線LAN搭載のFOMA「N900iL」を発表。

2004/07/13 19:22 Written by コ○助

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昨年12月に試作機が発表された無線LANとFOMAのデュアル端末なりが、製品化されたものが発表されたなり。発表されたのはNEC製の「N900iL」。無線LANモジュール(IEEE802.11b準拠)を内蔵し、IP電話として社内の内線電話に利用できるほか、出先では普通のFOMAとして利用することができるなりね。

主なスペックは次のとおり。
・メインディスプレイは約2.2インチ、QVGA対応の全透過型TFT液晶
・サブディスプレイは約0.96インチの半透過型STN液晶
・100万画素のCCDカメラ搭載
・テレビ電話用のインカメラに11万画素CCDカメラ搭載
・外部メモリはminiSDカード
・ボディカラーはシルバー1色のみ
・iアプリDX、赤外線リモコン、キャラ電には非対応
・OSにLinuxを搭載
・価格は4〜5万円

一般向けの端末ではなく、完全に法人向けの端末のため、「N900iL」を含めた企業向けシステム「PASSAGE DUPLE」としてNTTドコモの法人営業部門が販売されるなりね。なので、一般向けの販売は残念ながら無い模様。無線LANとFOMAの融合端末ということで、自宅では無線LAN環境からIP電話に接続、安い通話料で電話し放題というウマウマな環境は、やはり夢で終わってしまうようなり。

恐らく普通のユーザーにとっては目に触れることのない端末だと思うなりが、まあこんな端末もあるということで。Linux携帯という意味では、技術的には大きなターニングポイントになる端末ではあるなりが、それも前面には押し出していかない方針のようなので、普通のユーザーにはあまり関係のないことかもしれないなりね。ケータイ好きな人だけチェックしてみてくださいなり。

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