am/pmを買収したレインズインターナショナル社長インタビュー。

2004/07/11 18:33 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


コンビニ大手のam/pmを買収、異業種の業界に参入することが発表された「牛角」などを展開するレインズインターナショナルなりが、西山知義社長のインタビュー記事が毎日新聞に掲載されていたなり。西山社長は21歳のときに大学を中退、不動産会社を設立したのが起業のきっかけだったなりが、それから15年強でレインズインターナショナルを大企業に育てた辣腕の持ち主としても有名なりよね。am/pm買収の狙いなどについて、興味深い内容となっているなり。

「外食産業は成長は早いが、衰退も早い。一つの業態が衰退し始めると、新しい業態に乗り出さないと成長が続かない」
「コンビニは一つの業態で成長が続けられる。それが魅力的だった」
「接客手法や食材調達、物件管理のスケールメリットなどは十分相乗効果が見込める。とりわけアルバイトの戦力化には自信がある」
「連結総資産が約300億円程度の当社にとっては(買収にかかる171億円は)大きな投資だが、どうすれば業績が上がるかという道筋は見えている」am/pm
「コンビニをやりたいと思っても、ゼロから始めるのは無理だ。大手を買う体力もない」
「am/pmの株式公開も視野に入れて検討しており、予想以上に早く投資額程度は回収できるとみている」

am/pmの経営立て直しのキーワードのひとつに「人」を挙げており、レインズインターナショナルが育てるアルバイトによる効率アップにはかなり自信を持っているようなりよ。なんでも、今年4月に、実験的にレインズインターナショナルの社員をam/pmに派遣して店舗運営を改善したところ、売上高が大幅に改善されたのだとか。まあこれはたまたま、かもしれないなりが、西山社長の腹の中にはいくつものam/pm再建プランが秘められているのは確かなようなり。

レインズインターナショナルは6畳一間から始まった会社、というのを何かで見たことがあるなりが、それが圧倒的な店舗数の「牛角」を展開し、身近でお世話になっているam/pmを買収する。すごい成長物語なりよね。この成長物語を終わらせることが無いよう、am/pmも買収によって勢い付くと良いなりね。期待したいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.