メジャー新人王の有力候補に日本人選手そろい踏み。

2004/07/10 20:58 Written by コ○助

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毎年のように「日本でのプロ経験がある選手に、果たしてメジャー新人王の資格があるのか」と物議を醸しているものの、一応はメジャーが世界最高峰の舞台であり、メジャー1年目の選手ならば誰にでも新人王の資格があるということで決着が付いているなりよね。まあ日本の野球ファンから見ても若干の違和感を感じないわけではないので、古くからの、アメリカのメジャーリーグファンが違和感を感じるのは仕方のないことだとは思うなり。

ちなみに、昨年はヤンキースの松井秀喜外野手が、新人王選考の投票権を持つ記者2人に「日本でのプロ野球経験」を理由に投票対象から除外され、落選。記者の主観的な基準によって選手選考に影響が出た結果に対しては、新人王への投票を統括する全米野球記者協会内部からも批判的な声が高まり、今年の新人王投票に際しては何らかのルールを明文化すると見られているなり。

さて、アメリカのスポーツ局「フォックス・スポーツ」が今シーズン中間期での最優秀選手、新人王の有力候補を独自の視点でピックアップ。アメリカンリーグ新人王の最右翼にはアスレチックスのボビー・クリスビー遊撃手を挙げたものの、対抗馬にホワイトソックスの高津臣吾投手が候補に。一方のナショナルリーグ新人王候補にはメッツの松井稼頭央内野手やパドレスの大塚晶則投手らの名前が挙がっているというなり。高津&大塚投手は最近はすっかりストッパーとして定着している感があるし、松井稼選手もグングンと打率を上げ、7月10日現在に打率は.272。7本塁打、32打点という成績も、1年目の選手としてはだいぶ評価できる内容となってきているなり。

これまでメジャーリーグで新人王を獲得した日本人選手は1995年の野茂英雄投手、2000年の佐々木主浩投手、2001年のイチロー外野手の3人。彼らに続いて新人王を獲得することができるかどうか。後半戦の各選手の活躍にも注目してくださいませ。

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