電子図書館の「青空文庫」が開設7周年。

2004/07/07 22:15 Written by コ○助

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コ○助が初めて「青空文庫」を利用し始めたのは、初代のCLIE「PEG-S300」を購入した頃だったので、恐らく2000年頃のことなりか。当時、電子辞書ではなく、初めてPDAというカテゴリの製品を手にしたコ○助は、この製品をどう使いこなそうかといろいろと模索していたなりが、その中でも最もワクワクしながら利用し始めたのが「青空文庫」だったなり。

「青空文庫」はPDAユーザーを中心に利用しているユーザーもかなり多いと思うなりが、作家の死後50年が経過し、著作権が切れた小説などをテキストデータ化して無償で公開しているサイトなりね。例えばどのような作家の作品が公開されているかというと。芥川竜之介(「蜘蛛の糸」や「羅生門」などを含む228作品)、夏目漱石(「こころ」や「坊っちゃん」などを含む95作品)、太宰治(「人間失格」や「走れメロス」などを含む149作品)、与謝野晶子(「源氏物語」や「みだれ髪」などを含む99作品)などなど。テキストデータ化する作業は全てスタッフによるボランティア作業なりが、7年間で積み上げてきた作品数は4,000作品を超えるというなり。

「青空文庫」の良いところは、普段文学を読んだりしない人でも、無料なので「ちょっと読んでみようかな」という気になるところ。PDAに気になる作品を転送して、電車の中や待ち合わせの暇な時間などに簡単に読むことができるので、とても重宝するなり。コ○助も文学を読まない人なりが、「青空文庫」のおかげで太宰治や夏目漱石の有名どころの作品は押さえることができたなりよ。昔から「読もう、読もう」と思っていたような名作も、なかなか自分で本屋に行って文庫を購入、とはいかないなりからね。わざわざ図書館に行くのも面倒くさいという、出不精なコ○助の性格にもマッチしているなり(笑)。

最初はPDAで長文のテキストを読むのに苦労したなりが、慣れると案外気にならないもので、逆にPDAで読むほうが便利に感じるようになったり。混雑した電車内とかでは、ページをめくる必要がない分、スマートに読書が楽しめるなりね。コ○助も通勤・通学していたときにはお世話になったものなり。

ボランティアの数も、現在は600人を数えるほどにまで広がりを見せているようで、「青空文庫」の運営は順調な様子。これからもたくさんの名作の数々を提供してくれることに期待したいものなり。本当に頑張って欲しいなりね。

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