プロ野球のヤクルトとロッテが合併交渉。

2004/07/02 14:49 Written by コ○助

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先日、日本テレビの氏家斉一郎会長が1リーグ制への移行についてコメントをした際に、近鉄とオリックスの合併以外にも合併を希望する球団について「そこはかとないうわさは聞いているよ。個人的観測としては(セの合併も)可能性はなくはない」と語っていたので気になってはいたなりが、スポーツニッポンにヤクルトとロッテが合併に向けて水面下で交渉しているとの記事が出ているなり。ほかのスポーツ新聞各紙は触れていないので飛ばし記事の可能性もあるなりが、注目すべき話題なので、見ていくことにするなりね。

記事によれば、「両球団による合併に向けた話し合いは、近鉄とオリックスの合併案が発表された13日以降、一気に進展」したようで、「すでにロッテ本社の幹部と、ヤクルトの球団株20%を保有するフジテレビ幹部が極秘に接触したとの情報がある」というなり。また、「新球団の本拠地についても、ヤクルトの神宮とロッテの千葉マリンをダブルフランチャイズ制とする案などが検討されている」と、突っ込んだところまで話が進展しているというなりよ。これまで経営が苦しい球団が漠然と抱いていた球団の合併という絵が、近鉄とオリックスがパンドラの箱を開けてしまったために、雪崩を打ったように現実的なものになってきたということなりね。

しかし、ライブドアの近鉄買収表明が出てから、プロ野球ファンや現場の選手からは合併阻止を希望する声が高まっているのは事実。これだけ12球団の枠組みを壊さずに来季以降も運営して欲しいと願っているプロ野球ファンや選手が多いにも関わらず、そんな声はまるで眼中に無いかのようなオーナー陣による合併に向けての動きはいかがなものか、と。シーズン中なので選手会の動きが取れない今がチャンスとばかりに、矢継ぎ早に球団合併、リーグ縮小に向けての動きが加速しているのは、正直頂けないと思うなり。

まあ、オーナー陣 vs. 選手会&ファンの対立の構図がハッキリしてきたので、最悪の場合は選手会がストライキでも何でもやって、合併阻止に向けて実力行使に出る可能性もあるなりよね。選手あってのプロ野球、ファンあってのプロ野球なので、オーナー陣が推し進める「球界改革」という名のもとの球界縮小の流れは阻止したいところ。選手会には徹底的に抵抗して欲しいなりね。コ○助もプロ野球ファンとして、無力かもしれないなりが、何ができるのかを考えていかなければ。

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