すでに他の記事で「VAIO type U」の開発者に対するインタビューをご紹介したことがあるなりが、インプレスにも新たな記事が出ていたので改めてご紹介を。

「VAIO type U」はモバイルでの用途を想定した、キーボードレスタイプの新しいコンセプトのVAIO。本体重量が約550gと、Windows XPが動作するパソコンとしては世界最小・最軽量を実現したということで話題となったパソコンなりね。今週の週刊アスキーに掲載されていたランキング「売れ筋パソコン」のノートパソコン部門でも1位に輝いており、かなり売れ行きも好調。発売以来、ヒット商品として人気を集めているなり。

「（キーボードを外したのは）バイオU1/U3/U101とやってきて、お客様から様々なフィードバックがありました。その中にそういうご要望があり、技術的にも実現できるという見通しがたったので、チャレンジしようということになりました」
「キーボードを取り外すと決めた段階でタッチパネルしかないだろうというのはある程度決めていました」
「PCというものを感じさせたくないと思っていました。今回キーボードが無くなることで、使い方も全く新しくなるだろうと予想しました」
「従来どおりのPCとしての使い方では駄目で、PDAの使い方を参考にしました」

キーボードが無いので、基本的に「VAIO type U」はブラウジングが主用途のパソコンと言えるなりが、もちろんそこはWindows XPパソコンなので、自宅に帰ってUSBのキーボードを繋げば普通のパソコンと変わらぬ作業ができるので、それほど不便はないかもしれないなりね。情報を外に持ち出すにはPDAとパソコンをシンクロさせて……という手間を感じさせることなく、自宅の環境をそのまま持ち出せる手軽さは、「VAIO type U」の大きな魅力だと思うなり。

実売は18万円前後。PDAと比べてしまうとかなり割高なのは否めないところ。また、通常のモバイルノートパソコンと比べても若干高めの価格なりが、「約550gのWindows XPパソコン」という魅力に取り憑かれた人はぜひインタビュー記事もチェックして下さいませ。