日本マクドナルドの原田永幸CEOインタビュー。

2004/06/27 14:00 Written by コ○助

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「マックからマックへ」。アップル・コンピュータから日本マクドナルドという異業種への転身が話題となった原田永幸氏のインタビュー記事が朝日新聞に出ていたのでご紹介を。

原田氏はアップル・コンピュータの社長を1997年から務め、長年「名物社長」としてMacユーザーにはおなじみの社長だったなりよね。ユーザーの集まりにひょっこりと顔を出したり、趣味のドラムについて熱く語ったりと、大企業のトップというイメージとはちょっと異なる魅力を持っていた原田氏。もちろん経営的な手腕も高く評価されており、低迷していたアップルを徹底したブランド戦略で立て直した立役者でもあるなりね。そんな原田氏なので、Macユーザーにとっては崇拝の対象になるような存在。コ○助も一Macユーザーとして原田氏のファンだっただけに、マクドナルドに転身するというニュースを聞いたときには驚きを隠せなかったなりよ。「あの原田氏が、マクドナルドに!?」。きっと同じ驚きを覚えたと同時に、今後アップル・コンピュータがどうなるのか不安を覚えた人もいるかもしれないなりね。コ○助はちょっと心配になってしまった一人なり(笑)。

「学校を出て33年、コンピューター畑一筋でしたが、セールスもマーケティングも経験し、スーパー、金融、半導体、防衛産業と様々なユーザーを担当してきました」
「僕は藤田さんにお会いしたことがないんです。残念です。会社を大きく成長させた、第1世代のマクドナルドにたいへんな功績を残された方。草創期のリーダーとしてとても尊敬していました」
「マクドナルドの場合は、外との戦いというよりは、社員の意識改革とか経営戦略の立て直しとか、社内で出来ることばかりですよ」
「広告宣伝だけがブランドをつくると考えるのは大間違いで、お店に来て店員と接し、商品を買い、食べる――お客様のすべての体験がそれにつながるわけです」

最近はシビアな消費者からマクドナルドへの風当たりは相当厳しいものになっているなりが、それでも依然としてファーストフードチェーンのトップに君臨する大巨人。原田氏のような新しい風が吹き込むことで、復活する可能性は十分あるだけに、どのような手腕で業績を回復し、消費者の心を取り戻していくのか、楽しみなりね。

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