「生活すべての場面でYahoo!を」井上雅博社長インタビュー。

2004/06/25 14:25 Written by コ○助

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いまだに「Yahoo! の社長さんは孫さんでしょ?」なんてことを言う人がコ○助の周りにもチラホラといる(特にネットに無関心な主婦層)なりが、1996年からYahoo! JAPANの社長は井上雅博社長。かれこれ8年間も社長をやっておられるので、そろそろ覚えてあげて下さいなり(笑)。どうもソフトバンクグループの看板企業であることから、「Yahoo!=孫正義」というイメージを抱いている人が依然としているようなりね。まあ一企業の社長の名前まで関心を持たないだけなのかもしれないなりが。

コ○助は井上社長の講演や、何度か直接話をしたこともあるなりが、あのにこやかな笑顔とは裏腹に、とても厳しい姿勢の持ち主といった印象。あれだけの企業のトップなので当然といえば当然なりが、あまりに普段とのギャップがあるので、最初はビックリしたものなり。ほかの企業でも話し上手なトップは多いなりが、井上社長は営業畑からのし上がってきたというだけあって、話は抜群に面白い人なりね。何か講演などの機会があれば、ぜひ聞いてみて欲しいものなり。きっと井上ワールドに引きずり込まれること間違いなしなりよ。

そんな井上社長のインタビュー記事が、日経流通新聞に掲載されていたなり。今後のYahoo! について長々と語っているので、ちょっとご紹介しておくなりね。
「(ヤフーが強いのは)先行者としてのメリットももちろんあったでしょうが、一貫して心がけているのはユーザー視点のサービス提供という点でしょう」
「(オークションは)確かに問題は出ていますが、全体からみれば数%にすぎません」
「生活のすべての分野でヤフーのサービスを使ってもらうのが理想です」
「ヤフーが展開しているコンテンツは約70種類。しかし、実際に一人の利用者が使っているのは2〜3種類にとどまっているのが現状です」
「ヤフーのビジネスというのは特定の人を相手にするのではないので、社内には幅広い意見があった方がいい」

確かに、コ○助もYahoo! で利用するのは「Yahoo! トピックス」「Yahoo! ムービー」「Yahoo! 路線情報」くらいで、ほかはあまり使わないかも。オークションですら、全く使わないなりからねぇ(笑)。業界No.1の地位にあるYahoo! としては、今後はユーザーに複数のサービスをいかに利用してもらうかが、収益的にも、PV的にも大きなポイントになりそうなりね。ユーザーが手放せなくなるようなサービスを、これからも展開していって欲しいものなり。

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