「日本の映画は高い」とはよく言われる話ではあるなりが、改めて「世界で最も高い国は日本」と言われると、映画好きとしてはやはり不満を覚えないわけにはいかないなりね。コ○助は自宅の近所に映画館があるので、本当なら毎日のように足を運びたいなりが、1本1,800円の料金を毎日支払っていたらアッという間に破産してしまうなりよ（笑）。もちろん毎日は大げさだし、リバイバル上映作品などはもう少し安くチケットが買えるなりが、それでも家計を圧迫するくらい高いのは確かなりね。

ロイター通信にイギリスはロンドンに拠点を置くメディアリサーチ・グループ、スクリーン・ダイジェストが世界45か国で行った映画チケット価格比較の結果が出ていたなり。これによると、世界的にシネコンの普及の波があり、その結果平均的に映画チケット価格は上昇しているのだとか。日本もここ数年シネコンが建設ラッシュを迎えている反面、昔ながらの名画座のような映画館の閉館が相次いでいるので、映画チケットの平均価格は上がっている感じはするなりよね。

45か国の中で、映画チケット価格が高いほうから順にベスト5を挙げると、日本、スイス、スェーデン、ノルウェー、デンマークの並びに。ちなみに日本の平均チケット価格は1,252円という数字が出ているようなりよ。恐らく割引サービスなども含めて平均化した数字だと思うので、一般的な「大人 1,800円」のチケット価格よりもかなり低い数字になっているなりが、それでも日本は世界トップになっているなりね。実際、常時1,200円で見られるんだったら万々歳なのに（笑）。

アメリカでは500〜800円前後、コ○助が数年前に訪れた香港でも1,000円はしなかった記憶が。ほんと、海外は羨ましいなりねぇ。今の日本の映画チケット価格は、映画を最も観るであろう20〜30代の男性に冷たい価格設定になっているのが、非常に不満なりよ。自分がそこにピタッとはまっているだけに（笑）。地域によっては映画が1,000円で見られる「レディースデー」のような割引の日を男性用にも設定しているところもあるなりが、全国的にそういうサービスが展開されていないのが実状。シニアや女性を優遇するのも良いなりが、男性にも不公平感を持たせないような割引サービスを設定してくれないなりかねぇ（切実）。1,000円だったら週に何回かは通うなりよ、本当に。