今クールのドラマも、先日のTBS系「オレンジデイズ」を皮切りに続々と最終回を迎え始めたなりが、余韻に浸る間もなくやってくるのが夏の新ドラマ。今クールのドラマは結局「オレンジデイズ」「愛し君へ」「ワンダフルライフ」を見ていたなりが、どうも満足度はそれほど高くなかったのが残念なところ。このクール中に見た再放送の「ランチの女王」が4〜6月の間では、最も面白いドラマだったなり（笑）。

すでにスポーツ新聞各紙などで伝わってくる情報を聞く限りでは、夏の新ドラマはどうやら不朽の名作を竹野内豊主演で描くフジテレビ系の「人間の証明」（木曜・22時、7月8日スタート）と、小説や映画のヒットに続くかどうか注目されるTBS系の「世界の中心で、愛をさけぶ」（金曜・22時、7月2日スタート）の2作が話題性で一歩リード。次いで在日韓国人をテーマにした仲間由紀恵が「月9」初主演となるフジテレビ系の「東京湾景」（月曜・21時、7月5日スタート）、名作のリメイクと話題のテレビ朝日系「南くんの恋人」、超有名作の舞台を現代の日本に置き換えて描くTBS系「逃亡者」（日曜・21時、7月18日スタート）といった感じなりか。

コ○助が一番期待しているのは、やっぱり「人間の証明」なりかねぇ。「白い巨塔」がヒットしたパターンの二番煎じという感は否めないなりが、森村誠一の原作小説が定評ある作品なりからね。よっぽど下手な作り方をしない限り、重厚なドラマを見ることができるのではないかと。竹野内豊の演技にも若干不安はあるなりが、まあプロデューサーが「この役は竹野内豊以外には考えられない」とまで惚れ込んで起用されたようなので、それほど外すことはないと期待しておくとするなり。

「世界の中心で、愛をさけぶ」は、正直あまり期待はしていないなりが、たぶん見ることになるとは思うなり（笑）。一応話題作は押さえておこうかな、と。映画版は原作とはかなり異なるという声も耳にするなりが、ドラマ版はどうやら原作に沿うかたちで映像化されるようなりよ。コ○助は原作を読んでいないので不用意なことは言えないなりが、映画版を見た限りでは、あの話の内容を10時間以上の物語にするのは結構間延びしそうな気も。「解夏」のドラマ版「愛し君へ」がちょっと無駄に長すぎる感じがしているだけに、「世界の中心で、愛をさけぶ」が同じパターンにハマりはしないかと懸念してしまうなりが、まあそこは制作スタッフも放送局も違うなりからね。そんなところにも注目しつつ、放送開始を楽しみにしておくなりか。

この2本に加えて、「南くんの恋人」と「東京湾景」の計4本を見ようと思うなりが、皆さんは何を見ようと思っているなりか？　ちなみに、ほかには下記のようなドラマがあるなりね。参考までに。
・天海祐希主演の日本テレビ系「ラストプレゼント　娘と生きる最後の夏」（水曜・22時、7月7日スタート）
・人気ドラマの続編のフジテレビ系「ウォーターボーイズ2」（火曜・21時、7月6日スタート）
・観月ありさ主演のフジテレビ系「君が想い出になる前に」（火曜・22時、7月6日スタート）
・高橋克典主演のTBS系「バツ彼」（木曜・22時、7月1日スタート）
・松浦亜弥主演の日本テレビ系「愛情イッポン！」（土曜・21時、7月10日スタート）