トーク番組で活躍したゾマホン・ルフィンさんは今。

2004/06/21 19:27 Written by コ○助

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多くの個性的な外国人タレントを生み出したTBS系バラエティ番組「ここがヘンだよ日本人」。この番組の中でも異彩を放っていたゾマホンを覚えているなりか? あのまくし立てるような話し方、すぐに熱くなる性格。なかなか個性的な人だったなりが、番組が終了してから数年が経過。今、ゾマホンが何をしているのかを追った記事が出ていたなり。

ゾマホンはもともとアフリカ・ベナン共和国の海外国費留学生で、現在も上智大学の大学院の学生さん。学業のかたわら、「日本の人に少しでもアフリカのこと、ベナンのことを知っていただきたい」との思いから、講演活動などを行っているようなり。テレビに出始めた理由もギャラが目的ということではなく、あくまでもアフリカの現状を伝えるために人肌脱ごうとした結果なのだとか。

「ここがヘンだよ日本人」に出るようになったのは、1998年頃に高円寺のラーメン屋でスカウトされたのがきっかけ。以降、番組の主要なメンバーとして活躍をしたなりが、この番組を通して知り合ったビートたけしから渡された寄付金やギャラ、その後出版した本の印税などをもとに、母国ペナンに小学校を3つも設立。たけし小学校、明治小学校、江戸小学校と名付けられた小学校の建設は母国でも高く評価され、2002年にはペナンの国民栄誉賞を受賞しているというなり。

ゾマホンの活動はそれで終わりではなく、現在も講演活動で手にしたギャラでペナンに井戸を掘る活動をしているのだとか。日本で裕福に暮らすだけのお金は手にしたものの、お金の使い道は母国のため。現在も「(高円寺の6畳)アパート暮らし。ワタシは納豆が大好きで、牛丼が好物です。生活におカネはかかりません」というなりよ。番組ではキャラクター的に茶化されることも多かったなりが、母国のことを真剣に思い、母国のために活動を続けるゾマホン。ちょっと格好良いなりね。

まだまだ日本ではアフリカの現状が伝わっているとは言い難いところ。最近はあまりテレビではお見かけしないなりが、いずれまた、ゾマホンがブラウン管を通してアフリカについて再び訴えかけることがあるかもしれないなりね。頑張って欲しいものなり。

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