アメリカ一、汗っかきの都市。

2004/06/17 01:32 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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テキサス州のエル・パソという都市がございます。メキシコとの国境に面し、文化的には米国というより、ほぼラテン系。街のサインも人々の会話も、テレビ、ラジオにいたるまでほとんどスペイン語が共通語として使われているメキシカンな場所だとか。

さて、ここエル・パソの夏の平均気温は華氏93度、摂氏にすると大体34度。さらに、湿度が東京と同じぐらいの70度ぐらいだそう。下手すると50度ぐらいまで気温が上がる日があるとかで、暑いは、蒸すは…(涙)。

でこの度、この都市が『米国、汗っかきの都市百選』と言う、名誉なんだかなんだか良く分らないランキングの堂々一位になったそうです。

研究者のティム・ロング氏が調べたところによると、アメリカ中から選んだ100都市の気温・湿度から算出した結果、エル・パソの気候というのが発汗を促すのにすさまじく『適した』ものだというのです。なんでも、エル・パソ市民がたった4時間の間に流す汗だけで、オリンピック競技用の水泳プールが一杯になるとか…。うわっ、想像したくないです。

しかし、この計算によるとエル・パソの住民が一時間に発汗する量は36オンス、ほぼ1リットルだそうで。それはまた信じられない量なんですけど…。本当かなぁ?

ちなみに、エル・パソの次に『汗っかき』な都市は、ランキング順に

サウスキャロライナ州、グリーンビル
アリゾナ州、フェニックス
テキサス州、コープクリスティ
ルイジアナ州、ニューオーリンズ

などが挙がっているそうです。

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