阪神の伊良部秀輝投手、2軍落ちを直訴。

2004/06/16 09:04 Written by コ○助

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正直、もうダメかもしれない。阪神ファンの中にも、そんな空気が出来つつある今シーズンの伊良部投手。昨年はチームの優勝に大きく貢献した伊良部投手なりが、今年は開幕から良いところが全くなし。本当に全くなりからね。この変わりようはどうしたものかと。

伊良部投手は6月15日現在、3試合に登板し、0勝2敗、防御率13.11という成績。4月に2試合投げ2軍に降格、走り込みを中心に調整を続け、60日ぶりに先発復帰した12日の横浜戦。本人も、首脳陣も、ファンも期待していたピッチングは無惨にも3回7安打6失点で散ってしまい、ファンから失笑が漏れるほどの内容だったなりね。首脳陣から聞かれるコメントはいつも「ブルペンでは良い球を投げていたんだが……」という趣旨のものが多いなりが、どうも伝わってくる情報を総合すると、右ひざに故障を抱えており、フォークの落ちが良くないのが痛打を許してしまう原因になっているようなり。

12日の横浜戦のあと、岡田監督は「去年13勝しているピッチャーやから。まだまだ頑張ってもらわんと」と今後も登板のチャンスを与えることを示唆していたなりが、15日に事態は急変。「本人がどうしようもない、と言っている」と伊良部投手が岡田監督に対して2軍落ちを直訴したようで、16日中にも1軍登録を抹消されることになったようなり。

伊良部投手は昨年オフにFA権を行使、阪神と2年7億円で再契約したなりが、2年目に関しては違約金を支払うかたちで阪神側に解雇権がある契約なりよ。伊良部投手にとっては実質は1年契約のようなもの。なので、年齢的にも今シーズンこのまま2軍で終わってしまうようなことがあれば、不良債権として解雇されてしまう可能性も否定できないなりか……。

個人的にはあれだけのネームバリューのある選手なりからね。故障箇所さえ治ればもう一花……という期待を持ってしまうなりが、どうも今年の伊良部投手のコメントを見る限りではモチベーションも高くはなさそうなのが気になるところ。このまま消えていってしまうのか、それとも終盤戦に蘇ることができるのか。どうか後者であって欲しいものなり。頑張れ伊良部投手!

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