野球ワールドカップ、来年3月に開催へ。

2004/06/16 08:30 Written by コ○助

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メジャーリーグのバド・セリグ・コミッショナー主導で開催に向けて準備が進められてきた野球ワールドカップなりが、いよいよ来年3月に開催されることが決定したようなり。サッカーのワールドカップ同様4年に1回の開催となるため、第1回が2005年、第2回は2009年……という間隔になるなりね。構想が出てから約8年。長い道のりだったなりが、ようやく野球世界最強国決定戦が現実味を帯びてきたなりね。

野球の国際大会というと、やはりオリンピックがこれまでは最大の舞台だったなりが、アメリカはメジャー選手を派遣しなかったり、日本もプロ主体のチームとはいえ、メジャーで活躍する超一流選手が参加できないハンパなメンバーのため、イマイチ盛り上がりに欠けているのは事実だと思うなり。アメリカに至ってはマイナー選手中心で臨んだオリンピック予選で敗退してしまう体たらくなりからね。

そういう意味では、開催が決定したメジャーリーグ主導の世界最強決定戦の存在意義は大きいと思うなり。アメリカがメジャーリーグオールスターを引き連れ、日本もメジャーリーガーが参加する真のオールスターチームで臨む野球ワールドカップ。もちろん、野球はサッカーほど競技として世界中には浸透しておらず、各国間に大きな大きなレベル差が存在しているのは事実。日本とアメリカが常に優勝候補の筆頭に挙がることは間違いないなりが、単純に日本vs.アメリカが見られるだけでも、十分価値があるのではないかと。

また、こういった国際大会が大々的に開催されることで、競技国が増えることが期待できるし、ヨーロッパや南米のような国々も切磋琢磨して強くなっていくのは確実。かつては野球後進国だったオーストラリアからメジャーリーガーが続々と登場しているように、他の国々からもメジャー級の選手が出てくるという日も、そう遠くはないかもしれないなりね。

ちなみに第1回大会は予選は各大陸ごとに開催され、決勝トーナメントはアメリカで開催される模様。報知新聞によると、大会形式は以下の通りになるようなり。
・出場国は16か国・地域
・北・中南米、アジア、欧州など地区別に4つのグループで予選(総当たり制)
・予選上位2チームを得失点差などで選出
・4グループの上位2チームの計8チームが、決勝トーナメントに進出
・日程は3月4日に開幕し、同20日ごろが決勝戦

どの国もまだキャンプ中だったりオープン戦の時期の3月開催というのがちょっと微妙。なかなか主力級の選手が本調子で臨むのは難しそうなりよね。なので、どこまでガチンコの勝負になるのかは未知数なりが、せっかく開催されるなりからね。未来永劫続くような、素晴らしい大会にして欲しいものなり。

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