ロベルト・カルロス選手、2年連続で来日をドタキャン。

2004/06/13 17:37 Written by コ○助

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昨年もちょっとした話題になったロベルト・カルロス選手のドタキャン騒動。世界最強国のブラジル代表選手であり、世界最強クラブのレアル・マドリードの選手という世界最高のスーパースターがなぜ日本に来ることになり、そしてドタキャンすることになったのか。どのような騒動だったのか簡単にプレイバックしてみることにするなりね。

ロベルト・カルロス選手は2002年のワールドカップで優勝したブラジル代表のメンバーで、日本での知名度も抜群だったことから、ワールドカップ直後の2002年11月にコンビニの「am/pm」とパートナーシップ契約を結んだなりね。この契約の内容は「2003年からCMや各種媒体への広告宣伝、広報活動及び各種イベントへの参加・指導など」となっており、2003年の「am/pm」の顔はロベルト・カルロス選手になるはずだったわけなり。

そして契約に従って、2003年7月に「am/pm」主催の小学生対象のサッカースクールが開催されることになり、3,500人の応募者から抽選で選ばれた計600人がこのサッカースクールに参加することに。サッカーをやる子どもにとって、ロベルト・カルロス選手は間違いなく憧れの的。その選手が講師役を務めるサッカースクールに、多くの子どもが胸を躍らせていたなりね。

ところが、来日予定&サッカースクール当日だった7月22日の前日深夜に「搭乗予定だった航空機に乗れなかった」と連絡が入り、主役不在となってしまったサッカースクールは急遽中止となってしまったなりよ。来日中止の理由については「子供の健康と家族の問題」とだけ伝えられ、詳細な理由は結局分からなかったなりが、「am/pm」は突然のサッカースクール中止による尻ぬぐいに追われてしまったというわけなり。

ここまでが去年の話。実は、「am/pm」とロベルト・カルロス選手のパートナーシップ契約は2年契約だったため、今年も同じサッカースクールが企画され、抽選で選ばれた小学生計600人がロベルト・カルロス選手の指導を仰ぐことになっていたなりね。しかしながら、今年も開催予定日だった6月11日の前日に「契約上の問題を、所属するレアル・マドリードと話し合うため」来日をキャンセル。結局、今年はロベルト・カルロス選手抜きでサッカースクール自体は開催されたようなりが、せっかく抽選をくぐり抜けて参加ができた小学生にとっては、ガックリな出来事だったなりね。

確かに、今年に関してはロベルト・カルロス選手が来日できない理由は正当なものにも思うなり。今月に入ってから「チェルシーへの移籍が決定」とか「レアルに残留」とか、さまざまな報道が流れ、来季以降の契約交渉がこじれているのかな、というニュアンスは伝わっていたなりからね。でも、結果として2年連続でサッカースクールをキャンセルしたというのは残念な話。「am/pm」も2年契約で2年ともキャンセルされてしまったのでは、やり切れないなりよねぇ。

なんだかちょっと寂しいニュースだったなり。

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