R&Bの大御所、レイ・チャールズが死去。

2004/06/11 09:37 Written by コ○助

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ソウル・ミュージックの草分け的な存在として長年世界的な活躍をしていた盲目の歌手、レイ・チャールズなりが、残念ながら10日に急性肝炎のために他界されたなり。享年73歳。

レイ・チャールズに関してはここのところずっと健康不安について報道されることが多かったようで、アメリカの大衆紙が「肝臓がんで重体となり、葬儀の準備が進んでいる」と報じたことがあったほか、人工股関節の手術を受けたために車椅子生活を余儀なくされていたとか、体調不良でコンサートツアーをキャンセルしていたとか。悪い話題が続いていたため、実際のところどの程度の体調なのかと不安視されていたようなり。4月には自身が長年レコーディングスタジオとして使ってきたロサンゼルス市内の建物を歴史的建造物として認定する記念式典に出席、そこで挨拶をした際に声が聞き取れないほど弱々しい姿を披露していたのだとか。

レイ・チャールズは1930年9月23日にジョージア州で生まれ、7歳で緑内障のために視力を失い、15歳で孤児に。苦労の末に才能を認められてデビューを果たし、「伝説のソウル歌手」と呼ばれるほど人気を集めたなりね。代表曲でもあり、ジョージア州の州歌にもなっている「Georgia on My Mind(我が心のジョージア)」はあまりにも有名。グラミー賞を12回も獲得している、アメリカ音楽界における偉人的な存在だったなり。

コ○助は世代的にはちょっとズレるので、個人的にレイ・チャールズに対する思い入れは無いなりが、思い出深いのは1989年にサザンオールスターズの名曲「いとしのエリー」をカバーし、日本でも披露していたことなりか。以前から人気の高かった「いとしのエリー」ではあったものの、世界的な歌手にカバーされるという衝撃は、中学生の頃のコ○助にはかなりのインパクトだったなりね。今でこそ日本の楽曲を海外のアーティストがカバーすることはあるなりが、当時は日本のアーティストが海外の楽曲をカバーすることは多くても、逆はあまり例が無かったと思うなりよ。レイ・チャールズを存在を初めて知ったのも、サザンオールスターズが偉大だと思ったのも、恐らく「いとしのエリー」がきっかけだったと思うなり。

高齢、そして病気なので仕方がないとはいえ、残念なニュースなりね。ご冥福をお祈りしますなり。

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