不本意な夜中の散歩。

2004/06/02 08:26 Written by コ○助

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昨日はてきれつとコジマと作戦会議と称して飲みに行っていたなりが、ちゃんと時計を見ていないで飲み続けていたら、コ○助が乗らなければならない路線の終電の時刻をとうに過ぎていたなりね。「うが!」と思ったのも後の祭り。仕方がないので、別の路線の終電で「自宅に極力近いと思われる駅」まで行って、そこからタクシーで帰ることにしたなり。ちなみに、ここで言う「自宅に極力近いと思われる駅」というのは、路線図を見ながら勘で決めただけで、何の根拠も自信もない当てずっぽうだったなりよ。なので、本当に自宅から近いのかどうかもよく分からず。だって、本来の最寄り駅にコ○助を届けてくれる電車は、もう走っていないのだもの……。

そして、普段乗ったことが無い路線の、普段降りたことが無いような駅で下車。あとはタクシーに行き先を告げて乗っていれば自宅に送り届けてくれるはず。時間はもう午前1時過ぎ。若干眠気に襲われていたコ○助はそそくさと駅前のタクシー乗り場へと向かったなり。

タクシー乗り場には、タクシーが長蛇の列。平日ということもあって、タクシー利用者もほとんどいないのか、どのタクシーも暇そうに列をなしていたなり。タクシー乗り場には誰も待ち客がいなかったので、先頭のタクシーに乗り込んだコ○助。「○○までお願いします」。そう行き先を告げたコ○助の顔を見たドライバーのおっちゃん。急に不機嫌そうな顔になり、こう言うなりよ。「あー、○○。あそこは長距離じゃないからさ。勘弁してよ」。「勘弁してよ」って何なりか(笑)。そんなこと言われて、コ○助の方が「勘弁してよ」って感じなり。客商売のくせに、なんだかもの凄く嫌そうな顔されたので、さすがにコ○助も気分が悪くなったなりよ。なので、文句も言わずに降りてやったなり。

仕方がないので、列の2台目のタクシーに乗り込んだコ○助。同様に「○○までお願いします」と行き先を告げると、やはりドライバーのおっちゃんがあからさまに嫌そうな顔をして、1台目と同じようなことを言うなりね。そして、こんなこと言うなりよ。「景気悪いからさー。きっと、ここに止まってるどのタクシーも、○○には行ってくれないと思うよ。ごめんねー」。

なんてこったい。この冷たい対応はなんだい。まとめて乗車拒否かい。

午前1時過ぎに、見知らぬ街に取り残されたコ○助。東京に生まれ育って27年。初めて都会の冷たさを味わったような気がするなり(笑)。

さて、ここからどうやって自宅まで帰ったら良いのやら。道も分からず、眠いし、おまけにお腹も痛くなってきたなりよ。でも、なんとか自宅まで帰らなければ。電車の線路が延びる方向から方角を推測し、とりあえず適当に自宅方面だと思われる方向にずんどこ歩くことにしたなりね。この街には街頭に地図も無ければ、交番も無いなりよ。まったく。

コ○助にツキがあったのか、読みが鋭かったのかは定かではないなりが、結局1時間くらいトボトボと歩いたところ、無事に帰宅することはできたなり。それほど迷った感じはしなかったので、ほぼ最短距離を歩いてきたのだと思うなりが、徒歩1時間の距離なりよ。この距離を乗車拒否するタクシーって、ひどくないなりか? 正確な距離は分からないので何とも言えないものの、1メーターってことも無いと思うなりが……。

東京はひどいタクシーが多いなりよ。道は知らない、運転は強引、乗車拒否は平気でする。基本的に客商売だと思っていないような態度を取る横柄な運転手も多くて困りものなり。昔はこんなこと無かったと思うなりが、不況でタクシー運転手に転職する人が増えた結果、運転手の質が著しく低下してしまった感は否めないと思うなり。悲しむべきことなりねぇ。

もちろん、良いタクシーもたくさんあるとは思うなりが、どうもコ○助は巡り合わせが悪いようで。次に乗るときには、どうか良いタクシーに出会えますように。しかし、お腹痛いのに1時間歩いたのは辛かったなり(笑)。

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