NTTドコモ、FOMAの夏モデル3機種を発表。

2004/06/01 17:10 Written by コ○助

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現行の「900i」シリーズが投入されてからまだ日も浅いなりが、早くもFOMAの新機種が発表されたなり。とは言っても、3機種のうち2機種は昨年12月の「900iシリーズ」発表会の席ですでに概要が明らかにされていた「F900iT」と「P900iV」で、もう1機種も「N900i」の改良版「N900iS」と、あまり新鮮味のないラインナップとなっているなりね。

「F900iT」はNTTドコモの音声端末としては初めてBluetoothとタッチパネルを採用した富士通製のハイエンド端末。スタイラスペンが同梱されており、手書きの地図をメールに添付して送信するなど、PDAライクな使い方ができるのが特徴。また、Bluetoothを搭載したことにより、別売りのヘッドセットを購入することでハンズフリー通話が可能となるほか、パソコンとの通信もBluetoothを介して行うことができるなりね。

「P900iV」は動画撮影がしやすい「ムービースタイル」を採用した松下製端末。「P900i」の解像度(176×144)の約3倍となる320×240での動画撮影が可能なほか、テレビやプロジェクターへのAV出力にも対応。また、miniSDカードに保存したテレビ番組などを本体で閲覧することもできるなり。

「N900iS」は「900i」シリーズの中でも屈指の人気を誇る「N900i」の後継モデル。端末のデザインに変更はなく、カラーバリエーションが4色(レッド、ピンク、ブラック、シルバー)で登場するほかは、ソフトウェア部分が若干改修されている程度の変化。これまで「50x」シリーズでの「50xi」「50xiS」のように明確な違いは感じられない端末なり。ちなみに「900iS」はシリーズというよりは、「N900iS」のためにあるような型番で、他のメーカーが「900iS」を投入する可能性は低いようなり。この時期に富士通も松下も違う型番の端末を投入しているわけだし、それは仕方ないところなりか。

コ○助も今日の発表会にお邪魔してきたなりが、すでに発表されている端末&マイナーチェンジ端末ということもあって、なんとも淡泊な発表会だったという印象。CNNのカメラとかも来ていたなりが、ちょっと拍子抜けな感があるなり。

それにしても、最近のNTTドコモのラインナップは複雑になってきたなりね。エントリーモデルの「252i」シリーズ、ミドルモデルの「506i」シリーズ、ハイエンドモデルの「900i」「900iS」「900iT」「900iV」。さらに今夏以降にはFeliCa搭載「90xiC」「506iC」、FOMAと無線LANのデュアル端末「90xiL」、FOMAとGSMのデュアル端末「90xiG」が登場するという話も。

消費者の混乱を招きそうではあるなりが、ラインナップが充実するのは悪い話では無いなりか。FOMAの加入者は順調に増えているようだし、第3世代で先行しているauもウカウカしていられないなりね。

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