Yahoo!JAPAN、独自の検索エンジンに切り替え。

2004/06/01 00:26 Written by コ○助

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アメリカを始め、世界20か国ではすでに独自の検索エンジンに切り替えられているYahoo!なりが、いよいよ日本でもGoogleと袂を分かつことになったようなり。新しく導入された検索エンジンはアメリカのYahoo!が開発した「Yahoo! Search Technology(YST)」で、Googleからの全面移行となるなりね。

Yahoo!JAPANにGoogleが導入されてから3年。この間、日本のポータルサイトは雪崩を打ったように相次いでGoogleを導入、検索エンジン業界はGoogle依存率が極端に高くなっていたなりが、その構図もついに崩れることになったわけなり。今後、マイクロソフトが母体のMSNも独自の検索エンジンを導入する可能性を示唆しているほか、NTT-Xが母体のgooも常に新しい検索システムの実験を行っていることから、Googleと将来的に決別する可能性は否定できない状況。そのため、これまでのGoogle天下の時代も終焉を迎え、再び検索エンジン戦国時代への扉が開かれたと言っても良いかもしれないなりね。

とはいえ、ユーザー的には快適なサービスが利用できるのであれば、どの検索エンジンが天下を取ろうと、あまり関係のない話。Yahoo!JAPANが新しい検索エンジンを導入したことは、これまでどこで検索しても同じ結果が表示されて退屈気味だったインターネットの世界に、新たな刺激を与えてくれることになるのは間違いなし。そういう意味では大いに期待したいところなりね。

Yahoo!JAPANは5月31日付けで新しい検索エンジンに切り替えたようなりが、今のところ見た目や検索結果に大きな不便を感じるような変更はなされていないようなので、ユーザーは特に不安に思うことは無いようなり。新しい検索エンジンでも、しっかりキャッシュは表示されるようだし。ちなみに、今回の変更で最も強化されたのは日本語表記の「ゆれ」の部分で、送りがなや異体字、カタカナ語の表記の「ゆれ」に強い検索エンジンとなっているようなり。例えば「クラスメート」と「クラスメイト」とか。

Yahoo!JAPANは今後も検索エンジンの日本語最適化をどんどん進めていくようなので、Googleとはまたひと味違った検索結果が表示されるようになるかもしれないなりね。楽しみなり。

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