世界に先駆けて日本で6月7日に販売開始となるコカ・コーラの新製品「コカ・コーラC2」。通常のコカ・コーラと、カロリーゼロのダイエット・コーラの中間に位置する製品なりが、「次世代のコカ・コーラ」と銘打った、かなり力の籠もった製品のようなり。

ちなみに、コカ・コーラの大型新製品がアメリカ本土よりも早く日本で発売されるのは、史上初のこと。それだけに失敗は許されず、日本市場では大プロモーションを敢行するようで、500万本規模のサンプリングを行ったり、CMキャラクターに中田英寿選手を起用したりと、あの手この手の販促手段を考えているようなり。

「コカ・コーラC2」は、甘味料を組み合わせる新技術を活用することで、従来のコカ・コーラと同等の味ながら、カロリーは半分以下の100ml当たり19kcalを実現（従来のコカ・コーラは43kcal）。確かに、このカロリー数はかなり低いので、本当に味が同じならば既存のコカ・コーラファンが飛びつきそうなりが、ほんとに本当なりかねぇ（笑）。

かなり疑心暗鬼だったりするなりが、コカ・コーラの甘みに関する原材料が果糖ぶどう糖液糖と砂糖なのに対し、ダイエット・コーラはアスパルテーム・Lーフェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロースといった人工甘味料オンリー。「コカ・コーラC2」は双方の原材料を足して割ったようなもので、果糖ぶどう糖液糖と砂糖に加えてアスパルテーム、Lーフェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロースとなっているなり。人工甘味料の味が嫌だという人は意外と多いだけに、「コカ・コーラC2」に対する反応がどう出るか。もちろん、本当にコカ・コーラとほぼ同じような味が再現できているのであれば、何ら問題はないと思うなりが。

果たしてコカ・コーラの新たな商品としてしっかりとその地位を確立することができるのか、それともバニラ・コーラのようにハンパなかたちで終わるのか。6月7日の発売が楽しみなりね。まずは実際に飲んでみなくては。