第1戦が7月10日にナゴヤドーム、第2戦が7月11日に南長野運動公園球場で行われる今年のプロ野球オールスターゲーム。5月15日からファン投票の受付が開始され、第1回の中間発表では3塁手を除く全ポジションで阪神勢が1位を占めたなり。阪神の3塁手はマイク・キンケード内野手と片岡篤史内野手がケガで離脱、鳥谷敬内野手と関本健太郎内野手、沖原佳典内野手を併用しており、レギュラーがいない状態なので、ほかのレギュラーはすべてトップを走っているということなりね。

具体的に見ていくと、先発投手部門は福原忍投手、中継ぎ投手は安藤優也投手、抑え投手部門はジェフ・ウィリアムス投手がそれぞれトップ。先発、中継ぎに関しては2位の選手と票差があるなりが、抑え投手は横浜の佐々木主浩投手と接戦状態なり。今季の成績や実績を考えても、佐々木投手が逆転する可能性が高いとは思うなりが、今のところウィリアムス投手の得票滑り出しは良いようなり。

捕手部門は2位の巨人の阿部慎之助捕手を抑えて矢野輝弘捕手がトップ。1塁手部門はジョージ・アリアス内野手、2塁手部門は今岡誠内野手、遊撃手部門は藤本敦士内野手、外野手部門は金本知憲外野手、赤星憲広外野手、桧山進次郎外野手がトップに立っているなり。3塁手部門は巨人の小久保裕紀内野手がトップなりね。

まだ第1回中間発表の得票数とはいえ、競っている状態なのは抑え投手部門くらい。各部門のトップに立っている阪神の選手の今季の成績がそれほど悪いわけではない（もちろん良い選手も多い）のが幸いなりが、他球団の主軸の選手でもっと良い成績を残している選手も多いなりからね。あくまでもセ・リーグのオールスターチームを構成しなければオールスターゲームの意味があまり無いので、もう少しいろいろな選手が選出されると良いなぁ、と。

ファン投票の受付は6月20日まで。まだ1か月あるので、他球団のファンの人も頑張って投票してみてくださいなり。