カンヌ国際映画祭の男優賞に14歳の柳楽優弥。

2004/05/23 12:36 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


うお、これはダークホースの受賞なりね。カンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品されていた是枝裕和監督の「誰も知らない」に出演していた柳楽優弥が、カンヌ史上最年少となる14歳で男優賞を受賞したなり。男優賞の受賞は日本人としては初となる快挙でもあるなりね。

柳楽優弥とはあまり聞き慣れない名前の役者さんなりが、プロフィールをみると1990年3月26日生まれの14歳、とあるなり。1990年なりか……。90年代生まれの役者さんが活躍する時代に、もう突入してしまっているなりか……。所属事務所は常盤貴子や竹内結子、柴咲コウ、松雪泰子、ミムラ、安藤政信、山田孝之らを擁するスターダストプロモーション。お笑いの吉本興業、アイドルのジャニーズなどと肩を並べるほど、今、脂の乗っている事務所なりね。

これまでの活動歴はまだ浅く、本田技研工業の「モーターサイクル 翼ある人。親子編」のCM(2003年)と、フジテレビ系ドラマ「クニミツの政」(2003年)、そして現在放送中のテレビ朝日系ドラマ「電池が切れるまで」といったものくらい。是枝裕和監督の「誰も知らない」は映画初出演作にして、こんな大きな快挙を達成してしまったなりね。この受賞について柳楽優弥は「将来については、以前はサッカー選手か俳優か迷っていましたが、こんなすごい賞をもらったからには俳優で頑張るしかないと思っています」と、俳優として生きていく決心がついた模様。世界最高峰の映画賞で評価されたわけなりからね。俳優を捨て、サッカー選手になったらもったいない……なりが、それはそれで面白そうではあるなりが(笑)。

ちなみに、今年のカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールにはマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー「華氏911」が選出されたなり。今、このタイミングで開催された映画祭の受賞作としては、まあ妥当な選考なりか。もちろん、作品としての完成度が高いというのは、疑う余地がなさそうではあるなり。「華氏911」はまだ配給会社が決まっていない状態なりが、日本での公開時期が早く決まるためにも、どうかアメリカ国内の配給会社が早く決まりますように。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.