デービッド・ベッカム選手、レアル残留を表明。

2004/05/21 16:33 Written by コ○助

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この1か月ほど、レアル・マドリードを退団してプレミアリーグに戻るのではないかとの噂が錯綜していたベッカム選手。スポーツ新聞各紙では、連日のように「ベッカム、チェルシー移籍か」「ベッカム、レアルと決別か」といった見出しが踊り、少々食傷気味ですらあったなりが、ようやくこの騒動に終止符が打たれることになったようなり。

ちなみに、これまでベッカム選手がプレミアリーグに戻る場合に移籍するチームとして名前が挙がったのは、ロシア人の金満オーナー、ローマン・アブラモビッチ氏率いるチェルシーと、古巣のマンチェスター・ユナイテッド、そして名将のアーセン・ベンゲル監督率いるアーセナル。だいたいプレミアリーグへの大物選手の移籍動向にはこの3チームは必ずといって良いほど絡んでくるなりが、実際に交渉に乗り出そうとしていたのは、実質的にはお金の余っているチェルシーだけだったなりね。

ベッカム選手は「レアル残留」を声明というかたちで発表したなりが、その中で「レアル・マドリードでプレーを続け、英国に残していた妻子をスペインに呼び寄せ同居する」と言明。英国で歌手活動を続けている妻のビクトリア・ベッカムもスペインに移住して、単身赴任生活にピリオドを打つことになったようなり。まあ、あれだけ不倫騒動が大きくなってしまったら、旦那が奥さんの元に戻るか、奥さんが旦那の元にくるか、どちらかしか無いなりからねぇ。当初は離婚の可能性も報じられていたなりが、2億円のダイヤモンドと約20億円とも言われる別荘をプレゼントしたことで和解したとか、しないとか。まあ離婚は回避できて良かったなりね。

とはいえ、ベッカム選手の個人的な問題は解決しそうとはいえ、当のレアル・マドリードは現在ガタガタ。チームの不協和音はピークに達しているとも言われており、来季は抜本的なチーム改革が必要な状況で、メンバーがガラリと変わる可能性も。ベッカム選手も移籍2年目となる来季が、本当の意味での勝負の年になりそうなりね。来季はサッカー選手としての話題を、もっと振りまいて欲しいものなり。

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