六本木防衛庁跡地にサントリー美術館が移転。

2004/05/19 22:21 Written by コ○助

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開業から1年が経過しても今なお人気が衰えない六本木ヒルズ。広く一般に訴えかけるような施設がそうあるわけでもないのに、いまだに週末ともなればすごい人出なりよね。まあさすがに平日はそれほど混雑してる感じは無くなってきたような気もするなりが、六本木という「夜の町」のイメージを「昼の町」に一新させてしまった六本木ヒルズの力技。これには都市開発の威力を改めて痛感させられるなり。

その六本木ヒルズから徒歩10分程度の場所に、かつて防衛庁があった広大な土地があるなり。ちょうど地下鉄の六本木駅から六本木ヒルズまで5分、防衛庁跡地まで5分といった感じの場所なりね。この土地の再開発事業として、着々と計画が進められているのが「東京ミッドタウンプロジェクト」。完成すれば東京一高いビルとなる地上54階、地下5階の「ミッドタウンタワー」を中心に数棟のビルから構成された複合施設は、現在のところ高級ホテルの「ザ・リッツ・カールトン」が入居すること以外はテナントが判明していないなりが、このたびサントリー美術館が移転して入居することが発表されたなり。

サントリー美術館は現在、赤坂見附のサントリー東京支社があるサントリービル内に入居しているなりが、東京支社が2005年にお台場に移転するため、それを機にサントリー美術館も一旦休業。2007年春の「東京ミッドタウンプロジェクト」オープンに合わせて、サントリー美術館も六本木に移転することになったなり。六本木ヒルズには森美術館が、そして「東京ミッドタウンプロジェクト」にはサントリー美術館が。ちなみに、2006年には六本木ヒルズそばに日本最大の展示面積をほこる「国立新美術館」もオープンすることがすでに決定しているなり。六本木のイメージがまたガラリと変わってくるなりねぇ。

「東京ミッドタウンプロジェクト」の開業はまだまだ先のことなりが、東京の再開発事業の中でも最大規模の事業なだけに、Narinari.comでも何か新しい情報が入り次第、お伝えしていくことにするなり。

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