鈴木亜美、国立競技場で復活ライブ。

2004/05/16 10:57 Written by コ○助

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当初「鈴木亜美が約4年ぶりのライブを、国立競技場のJリーグ試合開始前に開催する」と報じられていたこのライブ。かつてよく鈴木亜美を聞いていたコ○助も、「復帰一発目のライブなら見てみたいかも」と慌ててチケットを取ってしまったなりが、5月1日に横浜のランドマーク・ドックヤードガーデンで先に復活ライブを敢行してしまったので、なんだか国立競技場でのライブの意義が薄まってしまってガックリ。そんなわけで、あまり期待もせずにコ○助も国立競技場へと向かったなり。

この日行われる試合は柏レイソルvs.鹿島アントラーズ。ホームは柏レイソルで、鈴木亜美のライブも柏レイソル主催のものだったので、コ○助は柏レイソル側のチケットを押さえてあったなりね。国立競技場のどこら辺でライブを行うのか全く分からなかったので、柏レイソル主催なら柏レイソル側のほうが見やすい位置になるはずだ、と。

試合開始は19時からだったなりが、試合開始前にライブが行われるということだったので、コ○助も18時には到着。すると、到着してすぐの18時15分頃から鈴木亜美が「反対側」(※鹿島アントラーズ側)のスタンドのほうから出てきたなり。なんだかイヤな予感……。すると「今夜はみんなの熱気で選手の皆さんを熱くしちゃいましょう!」などと叫び、いきなりライブがスタート。

遠い、遠い鹿島アントラーズ側スタンドの前で、柏レイソル側のスタンドに背を向けた状態で歌い続ける鈴木亜美。豆粒のようにしか見えない鈴木亜美の背中を眺めながら、オーロラビジョンにも映し出される鈴木亜美の姿をチラチラと。繰り返しになるなりが、この試合は柏レイソルの主催ゲーム。鈴木亜美も柏レイソルのユニフォームを着て登場しているのに、柏レイソル側のスタンドから見づらい場所で、事も有ろうに背中を向けて歌い続けるとは(笑)。

歌ったのは「強いキズナ」「シンデレラストーリー」と、小室哲哉時代の名曲「BE TOGETHER」の3曲。権利の問題とか複雑な音楽業界なので、鈴木亜美は復活しても小室哲也時代の曲を歌うことはできないと思い込んでいただけに、「BE TOGETHER」を聞くことができたのは嬉しい誤算。とても懐かしい気持ちになったなり。

歌い終わったあと柏レイソルの応援団がいる手前のところまで移動して、一応手を振ってはいたなりが、メインスタンドのほうには一瞥もくれず、そのまま引っ込んでしまったなり。うぅ、なんだか連れないイベントなりねぇ。さすがにコ○助の周囲にいた柏レイソルファンからも不満の声が。「なんでこっち側でやらないのにレイソルのユニフォーム来てるんだ」「早くサッカー見たいなぁ」等々。

会場の雰囲気は決して鈴木亜美に全員が注目してノリノリといった感じではなく、まだ試合開始前の閑散とした国立競技場で、あまり鈴木亜美には興味がないというような人が漫然と見ていたような感じ。ふと思い出した情景は、その昔コ○助中学生の頃。東京ドームにNFLのスーパーボウルの試合を見に行ったときに、千堂あきほが選挙カーみたいな車の屋根に乗せられて歌っていた姿を思い出したなり(笑)。やっぱりスポーツイベントの前座で歌うってのは、その歌手に関心がない人が多いだけに、歌うほうも見るほうも大変なりよねぇ。

そんなことをいろいろと考えながら、消化不良な鈴木亜美のライブを見ただけで帰ってきたコ○助だったなり。

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