ソニーのHDDオーディオプレーヤー「VAIO pocket」レビュー。

2004/05/14 21:55 Written by コ○助

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先日発表された20GBのHDDと2.2型QVGAカラー液晶を搭載し、「G-sense(ジーセンス)」と呼ばれる独特な操作方法を採用したHDDオーディオプレーヤー「VAIO pocket」のレビュー記事が、早速WPC ARENAに出ていたのでご紹介を。

「VAIO pocket」は発表後のネットでの評判はあまり芳しくない様子。価格が53,000円前後とやや高価な上に、MP3ファイルを転送する際に付属ソフトの「SonicStage Ver.2.0」か「music move」を使ってATRAC3/ATRAC3plusに変換する必要があることが、敬遠されているような印象を受けるなり。見た目も「G-sense」のために配置された縦5個×横5個の格子状に並んだ計25個のボタンがかなり好みを分けそうな感じなり。少なくともコ○助はあまり好きなデザインでは無いなりねぇ。

「シンプルなデザインながら高級感もある。右側にグリップ部がある分iPodより大きい。また、重さは約195gとiPodより約40g重い」
「基本はATRAC3/ATRAC3 Plusの再生専用機。本体に録音機能はない」
「このインタフェースは好き嫌いが分かれるかもしれない」
「(MP3の)問題は転送時に必ずATRAC3/ATRAC3 Plusへ変換するため、転送が遅いこと」
「(MP3の)CDアルバム1枚分(MP3 128kbps 59.45MB)を、ATRAC3 132kbpsに変換する設定で転送したら6分30秒かかった」
「(バッテリー持続時間は)カタログスペックではiPodが8時間、VAIO pocketが20時間と、2倍以上差がある」

MP3の資産をたくさん持つユーザーにとってみれば使いにくそうな製品なのは間違いないなりが、バッテリー持続時間の「iPod」とのこの差はかなり大きいものがあるなりね。一度MP3をATRAC3/ATRAC3plusに変換して移動してしまえば、もうほとんどファイルの入れ替えをしないという人だったら、長時間使うことができる「VAIO pocket」も魅力的に映るかも。音質も良好なようだし、モノとしての性能はかなり優れているようなりね。

HDDオーディオプレーヤーの購入を検討している人は参考にしてくださいませ。

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