超軽量Windows XPマシン「VAIO type U」レビュー。

2004/05/12 16:07 Written by コ○助

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10日に発表されたキーボードレスの世界最小・最軽量のWindows XP PC「VAIO type U」のレビュー記事が、早速WPC ARENAに出ていたのでご紹介を。これまで小型のWindows XP PCとして人気を博した「VAIO U」シリーズの流れを汲む製品ということで相当な小ささなりが、コ○助的にはキーボードが無くなってしまった(外付けでは付属)ことが、使い勝手を著しく制限してしまったのではないか、と感じているなりよ。まあ、ソニーとしては「VAIO U」シリーズのユーザーアンケートの結果、キーボードの使用頻度が低いという声が多かったために、キーボードを取り去った形態にしたとは言うなりが……。

「VAIO type Uを初めて手に取ったときの印象は、小さい割にはズッシリと重いというもの」
「多くのPDAと違いスタイラスは本体に内蔵できない」
「付属の『フィンスタイラス』は薄いうえ、長さも短くしっかり握れないため、使いにくい」
「ペンである程度快適に入力できるとはいえ、多量の文字入力はやはり苦痛」
「(折りたたみキーボードは)開いた状態で固定する仕組みがなく、下が平らでないとキーを押したときに折れてしまうため、どこでも使えるとはいえないのが玉にキズだ」
「type Uの実売価格は17万9000円。外見からPDAのような使い方だけを想定すると2万円程度から買えるPDAと比べてはるかに高い」

まさに最後の一文がすべてを物語っているなりが、モバイル環境で本格的な文書作成や資料作成などWindows XPでしかできないことをする、というのでなければ、ほとんどのことは今はPDAでできてしまうもの。価格差を考えれば、やや不便さを感じてもPDAを選択するのが賢明だと思うなり。外付けの折りたたみ式キーボードも決して使い勝手が良いものでは無いし、キーボードが欲しいのであればキーボード付きのPDAを購入するというのも手なりよね。

「VAIO type U」に対するニーズがどれくらいあるのかは微妙なところなりが、それほど売れるような製品ではないような気がしてならないなり。確かに、この大きさにWindows XPが載っているのは驚きではあるなりが……。果たしてどれくらいの売れるのやら。一応、購入を検討している人はご一読くださいませ。

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