「ヒバゴン」題材の小説、井川遥主演で映画化へ。

2004/05/01 17:45 Written by コ○助

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1970年代の日本を代表するUMA(未確認生物)である、広島県比婆郡西城町のヒバゴン。当時地元住民による目撃情報が相次ぎ、日本にも毛むくじゃらの類人猿が現れたと全国的に話題になったなりが、当然のことながら捕獲例や写真なども一切なし。西城町の役場には「類人猿係」が設置されるほどのフィーバーとなったようなりが、その後ヒバゴン熱はアッという間に去り、現在は細々と町おこしのネタとして生き続けているようなり。

コ○助はヒバゴンの存在は、小さい頃に読んだ「ムー」のような雑誌で目にして知ることになったなりが、名前と姿を知っているくらいで、それほど詳しいことは知らないなりよ。なので、「謎の怪獣ヒバゴンはどこへ行ったのか?」(//member.nifty.ne.jp/f-page/hiro/gon/)さんによるヒバゴンのプロフィールを引用させていただくと。

身長 1.5-1.6 メートル
体重 80-90キログラム
足跡 27-30センチメートル
顔は逆三角形で、人間によく似ている.しかし全体に薄い黒にちかい茶かっ色の毛に覆われて目が鋭くギョロッとしている。
頭には5センチメートルほどの剛毛が逆立っている。
身体全体も黒にちかい茶かっ色の荒々しい毛に覆われている。
動作はにぶく、人を恐れる様子はない。

と、いったプロフィールなので、全身に毛の生えた小柄な人間と同サイズの生き物、といった感じなりか。ただ、他のUMAがほとんどそうであるように、ヒバゴンに関しても真相は闇の中。本当に目撃した人がいるのか、仮に目撃したと主張する人がいたとして、なにかの見間違えということはないのか等々、多くの疑問が残されているなりね。これらの疑問は、目撃情報が相次いだ時期から年月が経ってしまっているので決して解明されることは無いだろうし、忘れられるか、伝説化するかのどちらかになると思うなり。ヒバゴンに関しては、限りなく前者、つまり忘れられつつあるようなUMAなりか。

そんな「ヒバゴン」を題材にした映画が、インディーズではなくちゃんとした作品として製作されるというなり。主演は井川遥、監督には「居酒屋ゆうれい」「ショムニ」などを手がけた渡辺孝好監督。岡山県出身の直木賞作家の重松清氏の小説「いとしのヒナゴン」を原作にした作品で、「架空の町、比奈町を舞台に、三十年ぶりに現れたヒナゴンをめぐる騒動を描いたコメディー」になるというなり。ヒバゴン(映画ではヒナゴン)を描く、というよりはヒバゴンを巡るドタバタ劇といった感じなりか。映画の温度は違うなりが、基本のテーマを軸に、周辺の人たちを描くという意味では「走れ!イチロー」みたいなものなりかね(笑)。

しかし、井川遥主演と聞いて、なんだか似合っていると思ってしまったのはコ○助だけではないはず。最近の井川遥は癒し系を捨て、愉快なキャラを確立させつつあるなりからね。ヒバゴンと井川遥。それほど違和感がないような気がするなり。それが良いことなのかどうかは分からないなりが……。

公開は来年1月に地元・広島で。その後拡大公開される予定のようなり。まあ題材が題材なので、期待せずに続報を待つとするなりか(笑)。

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