田尾安志氏「今のままでは3番・キンケードはつらい」。

2004/04/30 16:42 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


しかしセ・リーグ開幕から一か月が経過してしまうなりが、まったく阪神は何をやっているのやら。「不振」と一言で片づけられているなりが、どうも岡田監督の起用法にも疑問を感じることが多々。もちろん「一年目の新人監督だから、昨年までの星野監督や、その前の野村監督のような采配を期待するのは酷」というのは当然なりが、それにしても状態が悪いのに工夫がないなぁ、と。まあいつでもファンは勝手なもので、現場の事情など知らずに言いたいことを言うもの。これはコ○助の愚痴なので適当に聞いてもらえれば良いなりが、毎試合のように中継を見ながら、こんなに不満を感じるシーズンは久しぶりなりよ。最下位を独走していた暗黒時代を彷彿とさせる、そんなフラストレーションの溜まる試合ばかりなり。

スタメンを見回して、昨年の優勝メンバーから変わったのは今のところ3番にマイク・キンケード内野手が入ったことくらい。打順的には金本知憲外野手が3番から4番に替わったくらいの阪神打線。昨年はあんなに粘りのあった打線だったのに、どうも今年は全く繋がらないなりね。ほぼ同じメンバーなのに(笑)。一番大きいと感じるのは、昨年驚異的な威力を発揮した2番の赤星憲広外野手の盗塁数が全く伸びていないということ。昨年61盗塁を記録した赤星選手が走れたのは3番の金本選手がチームバッティングに徹していたから、というのが通説なりが、金本選手が4番になったことで赤星選手が全く走れなくなってしまったなりよ。3番に座ったキンケード選手にチームバッティングをする余裕がないので、赤星選手が出塁してもファーストに釘付けになってしまっているなりね。四球でも出塁すればセカンドに進めた赤星選手が今年は走れないとなると、どうしても得点力は落ちてしまうなり。

先日、どの試合だったかは忘れてしまったなりが、解説者がこんなことを言っていたなり。「阪神の打線は、1番・今岡、2番・赤星、3番・金本でワンセットであり、セットになって初めて脅威となる」。昨年の得点パターンを思い返すとほんとそう思うなり。今年の戦いぶりを見ていると、「1番・今岡、2番・赤星」のあとでブチッと打線が切れてしまうので、攻撃にならないことが多いなりね。

野球解説者の田尾氏もこの点を懸念していて、「7番あたりで使うのが良いだろう」と。3番には日本人選手を起用して、キンケード選手も下位でチームバッティングをさせた方が良いと提言しているなりね。

キンケード選手をスタメンから外したり、打順を入れ替えてみたり。そろそろ、岡田監督には決断をしてもらわないと。一番良さそうなのは金本選手を3番に戻すことのような気がするなりが、今季は開幕前から金本選手は「4番一本で」という姿勢でいるので、これは難しそうなりか。そうなると3番には片岡篤史内野手あたりに入ってもらいたいところなりが、片岡選手はケガで抹消されているので出場できず。なかなか代わりになる選手がいないなりねぇ。いっそ神様・八木裕内野手を……。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.