日本でも知名度が上がってきた『ロー・カーブ』ダイエット。もう説明の必要もないかもしれませんが、。『カーブ』とはCarbohydrate(炭水化物)を略したCarbのこと。低炭水化物・高たんぱく質の食生活で体内のインシュリン分泌を抑えて、血糖値レベルを安定させるとともに体脂肪を積極的に分解させる体を作るのだそうで…。
1990年代に大流行した低脂肪ダイエットがあんまり効果がなかったらしく、それに変わる救世主的なダイエットとしてこのロー・カーブが登場したって感じです。
この低炭水化物減量メソッド、ダイエット法としてはアトキンス法やサウス・ビーチ法などが有名で、アトキンス・ダイエットにいたっては全米で3200万人もの人が実行しているそうで。実際我が家のダンナもサウス・ビーチを実行中。2ヶ月で12キロの減量に成功してます。
さて、このロー・カーブ食生活なんですが、食べちゃいけないのが、パン、ご飯、シリアル、果糖の多い果物、ジュースなど。
逆にいくらでも食べていいのが肉。昨今全米で肉の消費が増えて、売り上げも上がりまくっているそうです。実際、狂牛病の影響なんてアメリカにはどこ吹く風って感じで、皆さんステーキなんかを食べまくり…。
そんな社会現象の中で起こった今回のニュース。ソルトレイクシティー郊外にお住まいのイザベラ・レオタさん29才とスイ・アマーマさん26才は、一緒にアトキンスダイエットを始めて2週間目のご夫婦。
この2人は週に2度ほどユタ州で経営されているチェーン・レストランの
Chuck-A-Rama に通っては $8.99ドル(1000円前後)の『食べ放題』でタップリのたんぱく質を摂取していたそうなんですが…。
先週火曜日にいつもの通りにこのレストランにて夕食を取っていたご夫婦。なんと『ローストビーフの食べすぎ』をレストラン側に注意され、追い出されてしまったのだそうです。ちなみにスイさんは12切れ、イザベラさんは6切れのローストビーフを追い出されるまでに食べきったとか。一体量にしてどれだけだったんだろう?
しかし、レストランが心配したぐらいだから相当な量だったんですねぇ。とはいえ食べ放題をうたい文句にしているお店で、お客さんに食べ過ぎだと文句いうのはどんなものかと…。
実際この2人もレストラン側の言い分に理不尽だと反発。追い出すなら金返せ!とクレームしたんですが、レストランに警察呼ばれちゃったらしく、結局レストランから去る羽目に…。
イザベラさんいわく
「差別された気がする。不公平よ。それにしても恥ずかしいわっ!」
だそうで。
例のレストランには二度と行かないそうです。