「東京ウォーカー」の隔週発売がスタート。

2004/04/21 07:18 Written by コ○助

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1990年の創刊から15年目を迎える東京ウォーカーなりが、これまでの週刊から隔週刊に発行形態を変更。20日発売の号から新たなスタートを切ったなり。出版業界は深刻な不況に見舞われているなりが、一時は隆盛を極めた情報誌は次々と週刊のスタイルをやめ、隔週刊や月刊へと転換してきているなりね。インターネットの普及により、1週間に1回というペースでも掲載される情報が遅めになってしまうこともあり、どの情報誌も苦戦を強いられているようなり。

ちなみに、「東京ウォーカー」には各地域ごとの兄弟誌的なものがあるなりが、これらはすべて隔週刊なりね。今回の「東京ウォーカー」の隔週刊化により、「関西ウォーカー」「東海ウォーカー」「九州ウォーカー」「横浜ウォーカー」「千葉ウォーカー」「神戸ウォーカー」「北海道ウォーカー」はすべて隔週刊となるなり。

今回の隔週刊化について、誌面ではネガティブな説明は一切なく(当然なりが)、誌面の大リニューアルと説明しているなり。「TOKYO DOMESTIC MAGAZINE宣言!」として、冒頭にリニューアルに踏み切った理由について触れているなりが、これを少し見ていくと。

「15年の歴史を経て、ウォーカーで週末の予定をたてるライフスタイルはすっかり全国に定着しました。この間に登場したさまざまなメディアによる都市情報のほとんどが、ウォーカーのスタイルを模倣していることでもそれは明らかです。」
「そして今回、読者のみなさんの期待により応えるため、週末でも、平日のアフター5でも使える、またジモトでも、通勤・通学先でも役立つ、さらに友人や家族と出かけるときでも、デートのときでも参考になる、そして今一番知りたい情報をタイムリーに伝えるメディアとしての魅力をさらに強化するべく大リニューアルを行いました。」
「扱うエリアはもちろん東京。そこが東京都であるなら、どこへでも行ってとことんリサーチする。
これからも徹底的に東京にこだわります。そして東京のことなら誰よりも詳しい雑誌であり続けます。」

具体的に何が変わったのか、と言われれば、なかなか分かりにくいものがるなりが、手にしたときに瞬間的にわかるくらいボリュームはアップしているようなり。また、今号がゴールデンウィークを挟むので特別仕様なのかもしれないなりが、別冊の付録も付いているなりね。全体的には映画関連の情報が、これまでも増えた印象。あとは特集記事に割くページ数が増えているように思うなり。ちなみに今号の特集は「TOKYOってこんなにおもしろい!GW東京新発見!クチコミ決定版!目的別100スポット」。「東京にこだわる」と宣言した初っぱなの号なので、最新東京ガイドといった感じの誌面となっているなり。

今号はゴールデンウィーク前ということで、かなりボリュームも満点。なので、充実の誌面となっているのは確かなりが、隔週刊にしたことが「後退」と受け取られないような誌面を作っていくことができるか。本当の意味で企画内容が問われる次号以降が勝負となりそうなりね。注目なり。

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