「スケバン刑事」シリーズが続々とDVD化。

2004/04/18 07:02 Written by コ○助

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コ○助がまだ小学校低学年のころ。高学年の女の子たちがこぞってヨーヨーを手にして遊んでいたのを、今でもよく覚えているなり。もちろん、その光景に大きな影響を与えたのは「スケバン刑事」シリーズ。第1作の「スケバン刑事」は1985年に斉藤由貴主演で放送された、かなりぶっ飛んだ設定のドラマなりね。

主人公の「スケバン(女番長)」麻宮サキは、特命を受けて学生少女刑事となるなり。日本征服を企む悪に、武器のヨーヨーを片手に立ち向かうという荒唐無稽なストーリー。このヨーヨーには警察の証である桜の代紋が仕込まれており、毎話、決めセリフと共にヨーヨーのふたがカパッと開いて代紋が出てくる、という設定だったと思うなり。この設定は、大まかなところはシリーズ3作を通して踏襲されたなりね。21世紀に突入後は全く聞くことが無くなった「スケバン」と「刑事」、そして武器の「ヨーヨー」という、普通に考えれば交わることのないこの3つの記号を見事に掛け合わせ、壮大なストーリーを組み立てたのが「スケバン刑事」シリーズだったなり。

正直なところ、コ○助には斉藤由貴の「スケバン刑事」をリアルタイムに見た記憶はあまり残っていないなりよ。きっと、このドラマを見るにはまだ幼すぎたなりね(当時小学校2年生くらい)。同様に「スケバン刑事」の放送終了後すぐに始まった南野陽子主演の「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」に関しても、恐らくリアルタイムには見ていないはず。ただ、前述のように小学校では高学年の女の子を中心に「スケバン刑事」ブームが起きていたので、その存在とヨーヨーの意味は理解していたように思うなり。

映像として記憶にあるのは、浅香唯、大西結花、中村由真の3人が主演の「スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇」から。浅香唯、大西結花、中村由真の3人にとっても代表作として後々まで語られる作品になったわけなりが、浅香唯は別にして、大西結花と中村由真に関しては、コ○助の中では「スケバン刑事」のイメージしか無かったりするなりよ。当時のトップアイドルだったはずなりが、良くも悪くも、「スケバン刑事」が足かせになってしまったなりかねぇ。

さて、コ○助ですら「スケバン刑事」と聞いていろいろと思い出すことも多いので、きっとコ○助よりもいくつか年上の人にしてみれば、もっと思い入れがあるという人も多いはず。そんな人にお届けしたい、「スケバン刑事」DVD化のニュースなり。東映ビデオの特設サイトによるとシリーズ全てがDVD化されるようで、「スケバン刑事 Vol.1」が6月21日に発売(〜Vol.3まで順次発売、各9,800円)、「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説 Vol.1」が7月21日に発売(〜Vol.4まで順次発売、各9,800円)、「スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 Vol.1」が8月6日に発売(〜Vol.5まで順次発売、Vol.1〜Vol4は9,800円、Vol.5は4,800円)。

すべて揃えると結構な金額になるなりが、あれだけ熱中した子どもが続出した名ドラマには違いないので、思い入れの強い人もいるはず。この機会にぜひ手に入れてくださいませ。

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