紀里谷和明監督の「CASSHERN」、ハリウッドリメークか。

2004/04/15 20:06 Written by コ○助

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「CASSHERN」の企画が浮上したときには「妻・宇多田ヒカルのおかげで世に出られた写真家兼映画監督」という、厳しい批判にさらされていた紀里谷和明監督。ところが、公開も間近になって次々と「CASSHERN」の映像が明かされるにつれて、紀里谷監督への評価が一変しているなりよね。もちろん、宇多田ヒカルの夫ということで世間が注目していることが「CASSHERN」のプロモーションに一役買っていることは否めないなりが、紀里谷監督は才能ある監督だと認める声が日増しに高まってきているなり。

コ○助も正直、最初は「CASSHERN」には全く期待していなかったなりよ。日本映画の予算で、こういったSF作品を実写映像化して成功した試しがあまりないし、アクション大作だとハリウッド映画との比較になってしまうため、どうしても見劣りしてしまうなりからね。ところが予告編の映像を見る限りでは、かなり細部までビジュアルにはこだわっているようで、チープ感は全くなし。ストーリーについての良し悪しはまだ分からないなりが、映像に関しては期待して良さそうな仕上がりなのではないかと。ここまで美しい映像の作品は、日本映画ではあまりお目にかかったことがないように思うなり。

そんな「CASSHERN」なりが、4月24日の公開を前にして、早くもハリウッドからリメークのオファーが来ているというなり。具体的にどこの配給会社からオファーが届いているのかは不明なりが、どうやら複数社が競ってリメーク権獲得に動いている模様。日本映画が公開前に米国での販売交渉を行うのは異例中の異例で、それだけハリウッドも注目している作品ということなりね。最近のアメリカは日本のアニメに敏感に反応するので、アニメが原作の「CASSHERN」をマークする土壌があるのが追い風になっているのかもしれないなり。

まだ交渉中の段階で具体的な情報が出ているわけではないなりが、リメークが実現した場合には紀里谷監督がメガホンを執る可能性もあるのだとか。初監督作品にして、いきなりの成功を収めるかもしれない紀里谷監督。「宇多田ヒカルの夫」から「紀里谷和明」として認知される日も近そうなりね。

24日の公開、楽しみなり。

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