昔なつかしのアイス『ホームランバー』。

2004/04/10 01:51 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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先日友人との会話で何気に話題に上がったんですけど。『ホームランバー』ってアイスがあるじゃないですか。

個人的には結構好きでしたよー。何故か我が家の近くのスーパーでは売っていなくて、ちょっと子供の足ではちょっと遠出になるお店までワザワザ買いに行った記憶がありますよ。それだけあの素朴なアイスに魅力があったってことなんだろうなぁ…(遠い目)。

って。私だけに限らず、あの銀紙で包んだだけのレトロなスティック・アイスにハートウォーミングな思い出がある方も多いのではと思いますが?

そこで質問っす。

皆さんが子供のころ、あれ一本のお値段いくらでしたか?

私の世代では30円っていうのが一般的なんですけど。某友人Nさんは「夏休みにはお小遣い50円もらって、30円でホームランバー、20円であんず棒買うのが定番だった」そうですし、私もたしか50円で「ホームランバー+駄菓子」っていう公式でしたー。

しかし、エアロさんとかにお聞きしたら『60円』っていう答えが返ってきてとてもビックリ!ジェネレーションとしては同じ世代内の、上限(私)と下限(エアロさん)ぐらいだと個人的には思っているんですが(嘘)。

高い!なんてインフレでしょう(笑)。

しかし、同じアイスでこれだけ値段の認識が違うって面白いですねぇ。ってことでちょっとこの『ホームランバー』について調べてみることに♪

『ホームランバー』の生みの親、名糖産業の公式ページの情報によると、ホームランバーの前身は昭和30年代にデンマークから輸入した棒付きアイスの大量生産機械を使って生産されたモノだそうで。売り出し当時は10円だったとか。広告に巨人軍の長嶋選手を起用したことで、名称も今の『ホームランバー』に代わって、クジ付きのアイスということもあり、ずいぶん人気が出たとか。長島監督、日本の文化にいろいろ影響を及ぼす人だって認識はありましたが、ホームランバーも長島さんにちなんでいたのかぁ…。

昭和40年代にはバニラだけでなはく、チョコ+バニラの二色タイプも発売。

昭和50年代(たぶんこの頃子供だったウォール真木…)には、値段が30円に。その後50円、60円と値上げされていったそうです。ホームランバーのインフレ時代突入ですかね(笑)。10年間に値段が倍になったってことで、私とエアロさんの「一本の価格」認識の違いも頷けます。

で、昭和60年代から現在ですが。夏のみのソーダ味など期間限定版や、チョコチップ味なども登場しているそう。いろいろな変化を遂げて今の『ホームランバー』があるんですが、でもバニラ味はたぶん昔ながらの素朴な味をキープ。コアなファン層を喜ばせていることかと…。

しかし、これだけ私的には『誰もが知っているお菓子』なホームランバーなんですが。コ○助さんにも値段のことを聞いてみたところ、なんと彼はこのアイスの存在をご存知なかったそうです…(号泣)。

今度、絶対食べてみてね。>コ○助さん

しかし、アイスはアメリカまで郵送してもらえないだろうなぁ…。

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