吉野家に全国から寄せられる丼のアイデア。

2004/04/07 10:02 Written by コ○助

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昨日、久しぶりに吉野家のタレの味が恋しくなり「豚丼」を食べに行ったなり。立地の良い近所の吉野家は以前は常に客でいっぱいだったなりが、最近は前を通ってもほとんど客の姿はなし。コ○助が訪れた昨日もまた、やはり店内には先客が1人いるのみという寂しい状況だったなりね。コ○助が食べ終わるまでにやって来た客も2人だけ。吉野家、本当にピンチっぽいなり。

コ○助は牛丼販売休止後の吉野家で、まだ「豚丼」以外のメニューを注文したことがないなり。現在、吉野家では「豚丼」以外に5種類の丼メニュー(カレー丼、いくら鮭丼、マーボー丼、焼鶏丼、角煮きのこ丼。店舗によってメニューが異なる)を投入しているなりが、いずれもネットに数多ある評判を見てみると、わざわざ吉野家に行く動機付けになるほどの魅力はない様子。なので、コ○助も注文に踏み切れないでいるなりよ。「カレー丼」にしても、「いくら鮭丼」にしても、容易に味が想像できるし……。

「豚丼」すら評価が分かれているなか、ほかの丼メニューの評価が芳しくないという現状は、もはや「売り」が何もないといった状態なりよね。牛丼販売休止前には絶対的な「牛丼」のおかげで業界のトップを独走し続けていたなりが、今やその面影もなし。針の振れ方が極端すぎるなりよねぇ。もちろん、牛丼販売休止に踏み切ったのは吉野家にとっては不可抗力な面もあるなりが、代替えメニューとして登場した丼メニューの魅力の無さが、さらに客足を遠のかせているのは間違いないのではないかと。

あまりに魅力に欠ける丼メニューを投入する吉野家を心配したのか、募集をしているわけではないのに、全国から「こんな丼はどうですか」といった類の丼のアイデアが続々と寄せられているというなり。吉野家はこういったファンが付いているのは強みなりよね。実際に寄せられた丼のアイデアが採用されるかどうかは別にして、なんだか心温まる話だなぁ、と。

寄せられた丼のアイデアには、ソーセージを使った「元気丼」や、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮つけた料理「ぼっかけ」を応用した「鳥ぼっかけ丼」なども。吉野家側もこうした丼のアイデアが寄せられていることを大歓迎しているようで、「食材の調達など課題はあるが、商品化が可能かどうかを検討したい」とも語っているなり。ひょっとしたら、自分の発案した丼のアイデアが商品化される……なんてことも、まんざら夢ではないのかも。

いずれ米国産牛の輸入が再開されれば、吉野家は不死鳥のように蘇るとは思うので、それほど今の状況を嘆く必要もないのかもしれないなりが、もう少しメニューの充実を図って欲しいと純粋に思うのも事実。ファンのアイデアによってメニューが充実するかもしれないチャンスだけに、ファンの人は丼のアイデアを送ってみてはいかがなりか?

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