「女体盛り」の日本料理店、中国で波紋。

2004/04/06 23:30 Written by コ○助

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またなんてバカなことを……。毎日新聞の報道によると、中国雲南省昆明市の日本料理店で、女性の体にすしや刺し身を盛り付ける、いわゆる「女体盛り」のサービスを始めたところ、中国紙が相次いで取り上げ、大きな波紋を呼び始めているというなり。昨年10月、反日デモを巻き起こした日本人留学生による寸劇事件から約半年。再び中国内に不穏な空気が流れなければ良いなりが……。

なんでもこの日本料理店、今月はじめに女性2人の身体に料理を盛りつけて客に出したようなりが、これが写真付きで中国の新聞に報じられ、「日本の古くからの文化」との解説が付いたのだとか。日本の文化……、文化というには抵抗があるなりが、確かにアンダーグラウンドな世界では今なお脈々と受け継がれているエロスな文化なのかもしれないなり。ネットで検索をかければ、すぐにいろいろと情報が出てくるなりが、一盛り10万とか20万とかで女体盛りを出す旅館や飲食店も、日本には今なお実際にあるというなりよ。でも、それを中国でやるというのは、あまりにも浅はかというか、なんというか。

そういえば、昨年秋ころに、アメリカで同じような女体盛りが問題になったことがあったような。ちょっと検索をしてみると、確かに昨年11月にシアトルのクラブで行われた女体盛りイベントが女性団体の抗議を受けるというニュースがあったなりね。朝日新聞の記事をちょっと引用してみると。

「ナイトクラブ、Bonzai(盆栽のことなのか? それとも万歳?)は、月に一度『Naked Sushi』と呼ばれる、寿司の女体盛りデーを実施している。Tバックだけを穿いたアジア系モデルをうつぶせにして、その上に盛り付けられたちらし寿司や日本の珍味を客に提供するのだ」
「『女性の体をプレートにして寿司を食べるという発想は、非人間的だ』という活動グループ代表の抗議に対して、主催者と常連客は口を揃えて『ネイキッド寿司はパフォーマンスアートだ』と反論している」

この件は日本人が全く関与しておらず、その後の続報は全く入って来なかったなりが、どうも今回の舞台となった日本料理店の経営者が日本人との情報もあるようで、まだまだ続報が出てきそう。また日本の恥部をさらすことになってしまうなりかねぇ……。

どうか悪い方へ、悪い方へと中国の世論が高まりませんように。

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